概要
英名:Distarterops
学名:Scinderedens solungulus
5000万年後の北半球の 特に北極海の海岸に多く棲息するネズミの子孫。
パイテロンの近縁種で、体長は4mもあり、かつてのトド、そしてゾウアザラシのような大型の鰭脚類 その中でも特にセイウチに似た体格を持ち、体毛が鱗状の板に変化して体を覆っている。左の前肢の親指にだけ鋭い鉤爪がある。上の門歯が発達した牙は、雌は2本とも下を向いているが、雄は左側だけ前に向かって伸びている。これらの牙と鉤爪で、海底に貼りついている二枚貝を剥ぎとって食べる。その他、小魚、エビやカニも捕食する。