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デュポンとデュボン

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でゅぽんとでゅぼん

「タンタンの冒険」に出てくるキャラクター。(初登場:ファラオの葉巻)ここでは二人まとめて紹介する。

声優:永井一郎

経歴

インターポール所属の刑事二人組。

色々な事件に首を突っ込むタンタンを、最初は麻薬密売人や強盗と勘違いして逮捕してしまうことが多々あった。後に誤解が解け、それ以降味方として登場する。

性格

名前・容姿・声もそっくりでいつも二人で同じ服を着ているが、実は二人は双子でもなく血のつながりもない。二人の見分け方を説明すると、ヒゲの両端がはねているのがデュポンで、垂れ下がっているのがデュボンである。変装して人目をくらますはずが逆に目立っていたりする。インターポールの刑事でよほど優秀であるかと思えば、ハドック船長を上回るほどドジである。職務に忠実ではあるものの、スリを捕まえるはずが逆に財布をすられていたり、機密事項をあっさり喋ってしまったり、潜水したタンタンにポンプで酸素を送らなければならないのに疲れたと言って休んでいたり、月ロケットの発車時刻の午前午後を間違え、乗るつもりが無かったのにうっかり宇宙に飛び立っていたりと考えられないようなドジさである。今までどうやって生きてきたのだろうか。しかし一応一端の刑事ではあるので、作中ではそれ相応の働きをしてくれることもある。

毎回どんな面白いドジを踏んでくれるのか楽しみなキャラクターたちだ。

人間関係

上記でも述べたように、タンタンの誤解が解けた後はすっかり仲良しになった。ただ、公私の区別はしっかりしており、捜査における機密事項などはいくらタンタンでも言えないらしい(結局うっかり喋っているが)。ハドック船長とは馬が合わない時があり、稀に喧嘩に発展している。ビーカー教授との接点はあまり見られないが、事情聴取をしていた際(カスタフィオーレ夫人の宝石)、教授の耳の悪さのために話が噛み合ないことに少し戸惑っていた。

名前

原語のフランス語版では、「Dupond」と「Dupont」という名がついている。どちらも「デュポン」と発音するため、「後ろがdの」「後ろがtの」として区別している。

日本で言うなら「伊藤」と「伊東」のようなものか。

その他の言語では、いずれも紛らわしい発音の名前が付けられており、英語版では「トムソン」「トンプソン」という名になっている。

永井一郎 (アニメ版)

浦山迅 (デュポン・2011年映画)

大川透 (デュボン・同上)

別名・表記ゆれ

デュポン デュボン

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