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デュラル

でゅらる

デュラル(Dural)とは、「バーチャファイター」に登場するキャラクターである。本シリーズのラスボス的存在。
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曖昧さ回避編集

  1. 英語で「硬膜(Dural)」を意味する。
  2. ゲーム『バーチャファイター』に登場するキャラクター。本稿で解説。

バーチャファイター編集

女性型サイボーグ。格闘ゲーム「バーチャファイター」シリーズのラスボスを務める。

秘密結社「J6(JUDGEMENT 6)」がありとあらゆる格闘家と格闘技に関するデータを元に開発した二足歩行兵器で、女性の体形と金属の肉体を持つ改造人間である。

影丸の母親である忍者月影を素体としながらサラ・ブライアントベネッサ・ルイス(『3』以降)の戦闘データも取り込んでおり、強靭な戦士に仕上がっている。

現シリーズに登場しているデュラルは量産型であるらしく、オリジナルのデュラルが現在どうなっているかについては詳しく明かされていない。


特徴としては、独自の固有技と前述の設定通り他のキャラクターの必殺技(サマーソルト・ジャイアントスイング等)を使用するコピーキャラクターである。その為、他のキャラクターの技を織り交ぜた強力な空中コンボなども使用できてしまうため非常に強力。また金属製のため非常に重く、相手の空中コンボが決まりにくいというラスボスらしいアドバンテージもある。


体色は基本的に銀色でシルバーデュラルと呼ばれるが、2Pカラーは金色でありゴールドデュラルと呼ばれる。他にもクリスタル色、プラチナ色などシリーズごとに変貌している。全身透明なガラス状で頭部に水と金魚が入っているコメディなパターンもある。


家庭用ゲームでは、ラスボス兼隠しキャラクターとして登場する。使用するにはゲームクリアか特殊な隠しコマンドが必要である。

服を一切纏っていないシンプルな女性の姿は当時の格闘ゲームとしては画期的であり、当時のセガサターンの3Dポリゴン再現性能を世に見せつけるに至った。


アニメ版編集

センシティブな作品

1期では通常のデュラルが、2期ではゴールドデュラルがラスボスとして晶と激突する。


1期ではエヴァ・デュリックス博士(画像中央の女性)によって完成・起動したデュラルが晶たちを打ちのめす。しかもラウの技を模倣してパワーアップまで果たしていた。最早敵う者はいないかと思われたが、心を持たない者が使う拳を受け入れなかった晶は食い下がり続ける。そして新必殺技「崩撃雲身双虎掌」によってついにデュラルは敗北した。

1人で逃げ出そうとしていたエヴァもビルの爆発に巻き込まれて死亡した……かに思われた。


2期では密かに生き延びていたエヴァが開発したゴールドデュラルが登場。晶に敗れた鬼丸の技を取り込んでおり、その強さは以前のデュラルを上回る。

仲間たちを人質にとったエヴァはゴールドデュラルを晶にけしかける。しかも「鬼丸はあなたに敗れた苦しさから逃れるためにデュラルとなる道を選んだ。また鬼丸を殺すの?」と罪悪感を刺激。戦意を挫かれた晶をゴールドデュラルが圧倒する。

ボロボロになる晶だが仲間たちの想いが届いたことで立ち直り、今度は逆にゴールドデュラルが圧倒される。最後は「絶対に負けねえ!」という想いを込めた肘打ちによってリング外まで吹き飛ばされ、落雷に撃たれて消え去った。


全身が砕け散ったように見えたが、実は塗装部分が剥がれただけであり、まだボディは健在だった。

崖下から這い上がったゴールドデュラルはエヴァの足首を掴んで道連れにしようとしたが、晶は落下しかけたエヴァを救おうとする。

その優しさに触れたエヴァは改心するが、それを受け入れることは出来ないと自らの意志で手を解き、笑顔を遺して崖下へと消えて行った。


エヴァが選んだ道は皮肉にも、鬼丸と同じく「受け入れられない苦しさから逃れる」というものであった。


関連イラスト編集

EVOのOP続きセンシティブな作品


関連タグ編集

サイボーグ ラスボス

バーチャファイター VF 月影 サラ・ブライアント ベネッサ・ルイス V-デュラル


Alpha-152:格ゲーラスボスの人間型生体兵器つながり


格闘ゲームにおけるコピーキャラクター一覧

エンシェントオーガトゥルーオーガDr.ボスコノビッチ:鉄拳より

セス(ストリートファイター):ストリートファイターより

ほのか(DOA):デッドオアアライブより

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