曖昧さ回避
- デバステーター(複数の使用例があるためリンク先を参照)
概要
『アーマードコア』と『アーマードコア・ネクサス』に登場する大型機動兵器。
ACを遥かに上回る巨体を持ち、複数の高火力武装を持つ上に見た目以上に機動力も高い。その威容は輸送ヘリのパイロットが思わず「レイヴン助けてくれ!化け物だ!」と絶叫するほど。
一方、機体分類的には通常の敵キャラと同じ「MT」に相当するほか、意外な弱点も多い。
『アーマード・コア』でのデヴァステイター
クローム崩壊ルート終盤の任務「クローム残党掃討」に登場。残党部隊掃討後、基地の外部に出現する。巨大な一つ眼に四肢が生えている二足歩行型の超大型MTで、クローム社が製作していた最後の切り札。
兵装は設定画によると右腕部に大型ライフル、左腕部には大型のグレネードランチャー、背部には分離拡散型ミサイルが搭載されている。胴体部、脚部の脹脛に大型の推進器が装備されているため推進器による移動が可能となっている。
しかし、見た目に反して耐久力が低い上に攻撃頻度も低い為、実際に交戦したレイヴン(プレイヤー)からは「見掛け倒し」「クローム社の落日の象徴」と見做される事もある。
『アーマード・コア ネクサス』でのデヴァステイター
REVOLUTION DISCの過去作リメイクミッション「クローム残党掃討」に登場。登場経緯は初代ACの頃と変わらないが、基地の外部に配置されているハッチからせり出すように登場する。 更に輸送ヘリをグレネードランチャーで撃墜する場面が追加された。
外見も初代ACの頃と変わらないが、脚部構造が逆関節タイプになっており胴体部に機関砲が追加され、推進器による移動を頻繁に行いながら左腕のグレネードランチャー、背部の分離拡散型ミサイルと小型ミサイルによるラッシュを叩きこんでくる。
攻撃頻度が増し、耐久力も向上して強敵になったと言えるが、代わりに回避力が低下しているため爆雷ミサイルなどの高火力武器相手には脆い。
その他
『アーマード・コア マスターオブアリーナ』の攻略本に、これを模したアセンブルのACが掲載されている。 重量二脚型の脚部を装備し、大型の分離拡散型ミサイル、携行型グレネードランチャー、高出力レーザーブレードが施されている。
『アーマード・コアV』に登場する大型機動兵器「TypeD No.5」は武器名称などから「V版デヴァステイター」として命名されている事が窺える。