ドアに挟まれるNYTO
いべんとさいだいのひがいしゃ
「異性体」では、新たなギミックとして「廃棄されたゴリアテ」「通用路」「瓦礫の山」そして「防御ゲート」が追加された。
この通行ゲートは、制御パネルと共に使用されるギミックでありその恩恵は、自軍がいけなかったルートに行ける、敵の侵攻を妨げる、敵の巡回ルートを塞ぐなど多岐にわたる。
しかし、その最大の利点と言って差し支えないのがゲートのマスにいる敵を開閉ギミックで挟むと体力(作戦能力値)を減少させられるというもの。
体力減衰率は、一回目50パーセント、2回目25パーセント、3回目20パーセント…というようになっており最大で敵の体力を万全時の5パーセントまで減らせる。
開閉ボタンを根気よく押し続ける手間がかかるものの、ステージクリアには欠かせない大役を担うギミックである。
主な操作の仕方は
1.制御パネルまで戦術人形を進める。
2.制御パネルをタッチして「権限解除」ボタンを押す。
3.黄色いリンク線がつながった先が動かせるゲートや砲台となるのでそれを確認する。
4.ゲートのマスに敵が来るまで待つ。
5.来たら、「開閉」ボタンを押しまくって作戦能力を削る。
となる。
またゲートのマスにいる敵は、門を閉じた状態では動くことができなくなるのでこれで動きを止めることも一応可能。
イベントストーリーで、不敵な言動と狡猾な作戦で幾度となく味方を追い詰めた上級NYTOのマーキュラスとニモジン。
当然ボスなので彼女たちとは実際の戦闘ステージで対峙することとなるのだが、やはりボスの実力には違わずその作戦能力は驚異の430000越え。
ドルフロで用意できる最大戦力でも到底及ばない最悪の数値である。
しかし、こいつを倒さなければ先には進めない。
その鬼畜仕様に多くの指揮官が恐怖した。
しかしこのステージに防御ゲートが颯爽と登場。
ダメもとでマーキュラスを挟んでみると…。
あれやあれやと430000越えの作戦能力が下がり続け、725まで低下。
もはや悲劇としか言いようのない大暴落である。
ボスの威厳はどこへやら、弱体化した状態でミンチにされることになった。
なお、マーキュラスに至っては前のステージでM16率いるドラグーン×6、マンティコア×6の精鋭部隊で散々にやられておりとんでもない醜態をさらす羽目になった。
反逆小隊やAR小隊でも勝てなかったNYTOを倒すドアがいかに凄いかよくわかる。
なお、プレイヤーからはドア先輩、異性体のMVPと言われている。
こうしてみると、ドアが万能に見えるが落とし穴もある。
それは、この効果が自軍にも適用されるということ。
適当に押したドアのマスの上に自分の部隊がいればもちろん怪我を負う。
自分の可愛い戦術人形や重装部隊が潰されないように慎重に使用しよう。
ちなみに重装部隊を使うことにより強引に破壊することができる。
この場合、破壊後に操作することができなくなるので要注意。
また、破壊した後でも建造物判定が出るので無駄撃ちに注意。
