概要
ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン・ヌオー…の亜種ドオーと、ウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘・ダイワスカーレットの組み合わせ。
ポケモンSV発売前あたりから急激に流行していたヌオダスの派生型ともいえるタグである。
ヌオダスの詳細については個別記事に譲る。
ポケモンSV発売前
そのタイトルから「ダイワスカーレット/バイオレットウオッカ」などとネタにされていたポケモンSVには、ヌオーの進化前のウパーがパルデアのすがたで登場することが事前情報の段階で判明していた。パルデアウパーが「パルデアヌオー」になるのか、別のポケモンになるのか予想が尽きなかった。
ポケモンSV発売後
そして発売後、明かされたパルデアウパーの進化系は新ポケモン「ドオー」であった。
別ポケモンではあるが、「丸っこい体型とつぶらな瞳の愛嬌あふれるとぼけた姿」という特徴はヌオーそのままであり、従来のヌオーファンたちからはおおむね好意的に受け入れられているようである。
また、条件を満たせば通常のヌオーも入手可能であることが判明し、ドオー・ヌオー・ダイワスカーレットの三者が共演するイラスト、あるいは「ヌオッカ」にならって「ドオッカ」のイラストも投稿されている。
そして...
ゲーム版ウマ娘でも、ポケモンSVの発売後、ダイワスカーレットの新衣装「緋色のニュイ・エトワレ」が実装されることが決定した。
「ウパーのリージョンフォームが登場する新作発売」という公式新展開をも含んでヌオダスブーム再燃を迎えた中での実装に「ヌオーに続いてダスカにも新衣装が実装された」、「リージョンフォームでタイプ相性が変わったからこおりタイプを得た」といった声が聞かれた。
ちなみにこのコンビ、
- 二足歩行から四足歩行になり、みず/じめんからどく/じめんタイプに変わったヌオー/ドオー
- ツインテールを下ろし、マイル・中距離から中距離・長距離、先行から逃げに適性距離と得意戦術が変わったダイワスカーレット
とやっぱり似た者同士だったりする。
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「公式」が最大手?
ダイワスカーレットの中の人である木村千咲氏もポケモンSVをプレイしており、自身のYouTubeチャンネルにて実況動画を公開している。(プレイしているのは『バイオレット』だが、もちろんそれに文句を言うことは厳に慎むべきである。)
これだけならよくあり得る話なのだが、なんとその中で公式(?)が濃密なドオダスを供給しているのだ。
- ウパーから育てたドオーが最終面まで旅パ入り
氏も序盤にパルデアウパーを捕獲し、旅を重ねるうちにドオーへの進化を果たす。
木村氏はドオーの姿を知らなかったため「どーなるの? どーなる?」と気になっていたが、ドオーの姿が見えるや爆笑。そのままドオーを可愛がり、結果としては最終面まで旅パのエースポケモンとして活躍するに至った(後述)。
御三家のホゲータでさえ最終面時点では旅パから外れていたことから、ドオーがよほどのお気に入りになったことがうかがえる。
- ドオーの名前が「うおた」
ウパー時点から名付けられていた名前がこれ。おそらくモデルのオオサンショウウオから取っているのだろうが、配信を見たウマ娘ファンからは、その名前のニュアンスやドオーの配色(黒・茶がベース)などから、「やはりダイワスカーレットの相方的存在であるあのウマ娘を彷彿させる」という意見が上がった。
少々暴論ではあるが、つまるところ木村氏がドオーと旅する姿はそれそのものが実質的にドオダスでありつつウオダスにもなっているのであった。
以下、ポケモンSVのネタバレを含みます
- 推しキャラのエースポケモンも同じドオー
四天王のチリ推しとなり夢女子気味になっていた木村氏であるが、四天王戦で対面したそのチリのエースポケモンが奇しくもドオーであったためドオー同士のミラーマッチが実現することに。
ちなみにチリは関西弁で話すが、木村氏も関西出身なので時折関西弁を喋る。そのため正確には「関西弁の女性トレーナー二人が双方ともドオーを使う」という謎の2重ミラーも発生していた。やはりすべてはドオーに収束するのか…。
4.最終決戦での活躍
エリアゼロの探索、未来ポケモン達との戦闘、そしてラスボス・フトゥーAIとの戦いにおいて、ドオーは先鋒として活躍した。
レベル差のアドバンテージはあれど、初見で対策のわからない未来ポケモン達に対して木村氏と手持ちのポケモンたちは苦戦と消耗を強いられる。
フトゥーAIの切り札テツノブジンとの戦いで満を持してドオーを投入するも、ドオーの体力も半分以下になり、切り札のテラスタルを発動。
どくテラスタルからのドオーのポイズンテールはテツノブジンに有効打を与えたが今一歩倒しきれず、素早さで劣っているドオーは確実に次のターンで沈む状況。
木村氏も攻撃が外れることに一縷の望みを託したが、相手の選択は無慈悲にも必中そして効果抜群のサイコカッター。
攻撃は命中し、無念にもドオーはたおれた…
かに思われたが、ここで長い間旅を共にしたポケモンにしか生まれない「親愛度」の効果が発動!
「うおたは カズサを 悲しませまいと もちこたえた!」
HPを1残しドオーはなんとか生存。反撃で放ったテラスタルポイズンテールはテツノブジンを砕き、見事ラスボス、フトゥーAIを打ち破ったのだった。
ストーリー展開ももちろんながら、相棒の活躍に中の人は感極まりエンドロール後も号泣。
これぞまさしく、「公式が最大手」であろう。