ドクター・シキ
どくたーしき
本作の主な舞台となる「惑星エリア」の住人であり、そこに移住した人類を抹殺したアンドロイド達(オータム・フォーを除く)「シーズン」を作り出した科学者。
作中では既に死亡したとシーズンたちに語られていたが…。
冒頭におけるシーズンの反乱の真の黒幕。
死亡したと語られていたが、本人は[[ウィンター・ワンがでの躯体に自身の大脳と視神経などの身体の一部を移植し、彼の意識を秘密裏にコントロールしていた。時折ウィンター・ワンの言動がおかしかったのはそのため。
彼がシーズンたちを使いエリアの人類を抹殺したのは外敵【アグレッサー】から効率的に惑星エリアを守るため・統治するには対象が小さく少ないほうがいい、なので「数億人いた惑星エリアの人類を全て抹殺して、防衛対象を冷凍保存された人間の生殖細胞と人工子宮【ウーム】のみに留めるため」という、狂気の沙汰でしかない理由だった。
しかも本人は「冷凍保存された精子と卵子があるから、エリアの人類を全て殺したことにはならない」「生殖細胞の状態であれば互いに争うことは無いから、人類は戦争から解放された。これは自分の慈悲であり愛なのだ」と言い放ち、その気がないにもかかわらず「生殖細胞とウームがあれば、いつでも人類を再生させられる」と嘯き、「シーズンや防衛マシン・イコンたちがいればいい」と言いながらもそのシーズンたちをウィンター・ワンを使い間接的に切り捨てている。
そんなことを語っておきながらプレイヤー側の版権作品キャラ達に「後のアグレッサーとの戦闘に役に立ちそうだからお前達の遺伝子が欲しい」とまで言い出す始末(さらに言えば生殖細胞、遺伝子と書いて【パーツ】と読んでいる)。これにはトビアも「アンタは人じゃない、ただの殺戮マシーンだ!」と言い放つほどだった。
提案を拒否されると自身に施したセキュリティ(ウィンター・ワンの体に大きな損傷を起こすと惑星エリアを覆う天蓋【ケージ】が分解し惑星エリアは壊滅する&ウームが停止し中に保存されている生殖細胞も死滅する)によってエリアを実質の盾にしつつ襲い掛かってくるが、脳と視神経は移植したドクター自身の生身という事を明かしたことが仇となり、戦いに敗れ逃げたところをゼロの「永遠の悪夢を見続けろ」というギアスを受け精神崩壊させられた。