概要
第13話にて、ロアロミンとのチーム戦に勝利した遊我・ルーク・学人だが、それ以降ロミンはルークから「裏切者スパイ」と言うレッテルを貼られ落ち込んでいる時に遊我の提案により、ロミンがルークにカレーを作ってご馳走する事になった。
だが、ロミンは料理を作った事が無く、ある意味奇跡とも呼べる奇行を繰り返す。
ある時は小麦粉を部屋中にぶちまけて粉塵爆発を引き起こし、
またある時はスパイスのつもりで黒色火薬を調合。料理は爆発した。
だがそれでも折れなかった学人ら生徒会メンバーの尽力により、
数々の失敗を乗り越え何とか料理の完成までこぎつけた。
しかし料理に全く無知と言うだけでは済まされないロミンが作り上げたのは、
魔女がかき混ぜて作った薬のような描写の青いカレーだった。
先ず初めにロミン本人が試食したが「おいしいと」満面の笑み。
続いて生徒会メンバーが実食する事となり、絶望と共に決死の覚悟を決めたその時だった。
タイミング良く招かれたルークが、料理の匂いに釣られて(断りも入れずの)一口。そして……
ルーク「ルーク…感激いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」
何と、見た目が強烈な割に味は好評で、ルークとロミンは無事に仲直り成功。
青いルーが彼のエース「連撃竜ドラギアス」と同じ色である事から、ルークにより「ドラギアスカレー」と命名された。
そしておかわりを求められ、さらに味付けをしようとあらゆる調味料をカレーに混ぜた結果…
結末
ロア「な…なんじゃこりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ロミンがあれこれ調味料を混ぜた結果、何らかの化学反応を起こし、自宅マンションは大爆発を起こし、建物からカレーが沸き上がり、ついには消防車等も駆けつける大惨事と化した。
これだけに限らず第60話にて新たな作品ドピンク色したプリマギターナカレーも登場した。
ガクトはそれを見て「人類にどれだけの試練を与えるつもりですか!」と言い放つほど。
そしてやはりというか、第67話で爆発。今度はマンションより巨大な超移動要塞ロクロスを轟沈させる威力をみせた。
食べたルークが大歓喜してる事から美味しいのは間違いない。
だがただでさえ劇物のような見た目に加えてこれまで人類に甚大な被害を及ぼした経歴もあり、ルークとロミン以外は危険物としてしか見る事が出来ない。
71話ではなんとドラギアスカレーとプリマギターナカレーが揃ってゴーハ社で作られてしまった。
一滴同士が混ざり合っただけでゴーハニウム課自慢の防爆実験室の超強化ガラスを粉砕させる程の爆発力を持つ。
それによってゴーハニウム課には全て貰う程に興味を持った模様。
(ただし料理としてではなく研究対象として)
それからも度々爆発物として扱われており、社内での調理をドローン達に止められる始末である。
真面目課長 蒼月学人 「爆発のおそれ」(71話より)
『緊急性を要する為、社内一斉メールにてお知らせいたします。
本日社員食堂にある【ドラギアスカレー】と【プリマギターナカレー】は恐ろしい爆発を起こす可能性を有しており、
万が一両者が混ざった場合、本社ごと木っ端微塵に吹っ飛ぶは必至!!
混ぜるな危険!繰り返します!混ぜるな危険!』
燃料化
第90話にてついに燃料として有効活用される場を得た。
ドラギアスカレーとプリマギターナカレーの爆発力を活かした【カレードライブ】と呼ばれる燃料エンジンがゴーハ社3博士により開発された。
それを使ったスペースシャトルにて月まで飛び、月ではラッシュデュエルロボさえもカレードライブによって動かすことに成功している。
余談
公式サイトのキャラクター一覧でなぜか紹介されている。
一応他のツッコミどころとしてはカイゾーを通常状態とサドル状態で別々に紹介されているという点もあるものの、そちらは一応本体とは別人格扱いであるため問題はないうえ、そもそもこちらはただのカレーである。
しかしこの作品は遊戯王であるため気にしてはいけないのかもしれない。
こんな真っ青なカレーなんてファンタジーのお話のようにしか思えないだろうが、そんなケミカルなカラーリングのカレーは実在する。
関連タグ
蒼月学人&蘭世&凛之介:ドラギアスカレー完成における一番の功労者
霧島ロア:ロミンのいとこ。マンションを丸々滅茶苦茶にされた被害者。
上城龍久:ドラギアスカレーを再現しようとしたら真っ黄色のカレーであるバンカーストライクカレーが出来た(ただのカレーに近いが具材の色は水色など違いはある)。
ゴーハ・ユウオウ:住居である要塞ロクロスを滅茶苦茶にされた被害者。強烈なトラウマになったようで『カレー』、『爆発』という言葉だけで思い出してしまう
志村妙:一応料理は出来るが、焦がし切った黒いカスの塊にしか見えない物を得意料理と言い張り、みんなに無理やり食べさせていることがあるキャラ。
因みに彼女の作ったダークマターはドラギアスカレーと違って食べても全く美味しくない上に吐血や記憶障害等、食べた者の健康を著しく害する。
亀山美和子:ドラマ相棒の登場人物で形容しがたい料理の作り手。ある回で青色のカレーを制作してしまい(実写)ドラギアスカレーが話題になってしまった。