概要
アダルトゲームブランド「elf」の解散後、『ドラゴンナイト』シリーズの権利を有したDMM GAMESによりブラウザゲームとして配信された、シリーズ正統続編となるファンタジーRPG。
2017年に『ドラゴンナイト5』としてリリースされるも翌年にサービスを終了。
2020年に復活版となる『ドラゴンナイト5 ライジングX』がサービスを開始したが、こちらも同年のうちにサービスを終了した。
その後、2022年8月頃には『プロジェクトドラゴン』として復活する事が発表されている。こちらに関してはジャンルが放置RPGと変更が行われた。
『ドラゴンナイト5』
概要
2017年7月13日サービス開始。1994年に発売された前作『ドラゴンナイト4』から実に20年以上を経過してのシリーズ新作となったが、2018年5月8日にサービスを終了した。
一般版とR-18版が存在するが、ゲームプレイに必要なDMM.comのアカウントは18歳以上でないと取得できないため、実質的に18歳未満はプレイ不可。
ストーリー
前作『ドラゴンナイト4』の世界から数百年後、全ての種族が平和を謳歌する世界。しかしそこへ、地上のどの種族とも異なり、血を好み、混沌の復活を望む「第4の勢力」が現れ、世界は再び破滅の危機を迎える。
勇者の子孫である少年は、レイモンド国王の命を受け、個性豊かな美女戦士たちに囲まれながら世界を救うために旅立つ。
ゲームシステム・特徴
基本料金無料のアイテム課金制。
無償または有償で引けるガチャで、パーティメンバーとなる女性戦士、もしくは英霊を獲得できる。
獲得した女性戦士たちの中から最大4人のパーティを自由に編成して戦闘に挑む。
女性戦士たちの種族は「人間族・獣人族・エルフ族・女神族・ドワーフ族・妖精族・悪魔族」の7つ。ファンタジーRPGらしい幅広いキャラクターが登場する。
女性戦士たちにはそれぞれ英霊を装備できるスロットがあり、これを装備することでステータスを上昇させることができる。英霊として登場するキャラクターは過去の同シリーズに登場した女の子たちで、シリーズのファンには懐かしい顔ぶれとなっている。
戦闘はサイドビュー形式で、規定数の敵パーティ(ウェーブ)を撃破すればクリア。オート戦闘も可能。
敵味方全てのキャラクターには「斬・打・突・射・魔」のいずれかの属性が設定されており、この優劣が戦闘に大きく影響する。
味方キャラクターには加えて「攻撃型・補助型・速攻型」などのいずれかの戦型が設定されており、属性を絡めた相性次第ではランクの低いキャラクターであっても強敵に対抗することができる。
拠点画面からはハーレムマップへ移動できる。ハーレムマップには勇者の家と、ケーキ屋・ブティック・本屋などのプレゼント生産施設がある。
勇者の家では女性戦士を部屋に呼び、「なでる」コマンドを使ったりプレゼントを贈ることで好感度を上げることが出来る。好感度が一定の値に達することでサービスシーンを見ることが出来る。
外部リンク
DMM GAMES(一般版) ゲームサイト(…がかつて存在したURL)
DMM GAMES 事前登録ページ(ストーリー・一部キャラ紹介が閲覧可能。当然ながら現在は登録不可)
『ドラゴンナイト5 ライジングX』
概要
『ドラゴンナイト5』と登場キャラクターを共有した、実質的な復活版。
2019年12月にその発表とともに事前登録が開始され、2020年3月10日にサービスを開始した。
『ライジングX』(以下「今作」)では株式会社フュージョンスタジオがその制作を務める。ちなみに無印版では制作会社の表記無し。
また、FANZA GAMES(サービス開始時はDMM GAMES.R18)のみの展開で、一般版の提供はなし。
復活版として再スタートしたものの、2020年8月24日にサービスを終了した。
ゲームシステム・特徴
基本料金無料のアイテム課金制。
ガチャで女性戦士たちを獲得し、チームを編成して戦闘に挑む。
編成では戦闘に参加するメインキャラを最大5名まで選出できる。またメインキャラにはそれぞれ2名まで補助キャラをセットでき、ステータスの底上げや補助キャラのスキルを使用できるようになる。
今作での戦闘はターン制ストラテジーゲームとなっている。
今作では好感度の概念はなく、キャラ図鑑から入手したキャラのシナリオ(サービスシーンを含む)を見ることが出来る。
無印版では過去シリーズの女の子たちも女性戦士や英霊として登場していたが、本作では『5』のオリジナルキャラクターのみが登場している。