概要
初登場は『ドラゴンクエストⅪ』。顔のついた太鼓を持った屈強な緑色のお化けのようなモンスター。太鼓が本体のようで、お化けは太鼓に操られているらしい。
持っている太鼓を使って「たたかいのリズム」を奏でて自分たちの攻撃力を上げてきたり、同種の仲間を呼んできたりしてくる。PlayStation 4版ではれんけい技で「たたかいのビート」も使ってくる。
強バージョンも存在し、異変後に出現する個体は攻撃パターンは変わらないが、ネルセンの迷宮に出現す個体は「きせきのリズム」という特技を使って自分たちをゾーン状態にしてくる。
漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場したドラムーンのゴロアが元ネタの可能性が高い。
ドラムゴート系のモンスター
- ホワイトビート
青い太鼓もといドラムを持った白いお化けの音楽家。「きせきのリズム」で自分たちをゾーン状態にしてから、れんけい技の「ダブルアタック」を使ってくる。
異変後に出現する個体は攻撃パターンは変わらないが、ネルセンの迷宮に出現す個体はれんけい技が「ダブルアタック」から「コンボアタック」に変更されている(効果自体は「ダブルアタック」と変わらない)。
寒空の中でベスト1枚で元気にドラムを叩いているが、本人は「仲間を呼んでセッションすれば、寒さは全然平気」とのこと。
- ドンガラドン
赤いお化けと緑色の顔つき太鼓のコンビ。同種の仲間を呼んだり、「ルカナンのリズム」で守備力を下げたりしてくる。PlayStation 4版ではれんけい技として「ルカナンのビート」も使ってくる。
邪バージョンは「きせきのリズム」も使うようになった。
コンガオンガ
邪神に授かりし魔の太鼓で告死の調べを打ち鳴らす魔人。仲間を呼んできたり「きせきのリズム」を使ってきたりする。また、「はめつのリズム」という特殊攻撃を使ってくるが、この効果は相手全体にもうどく状態・マヒ状態・即死にしてくるというとっても危険な技である。ちなみに、「はめつのリズム」れんけい技に「はめつのビート」という技があるが、こちらはもうどくがどくに弱体化されている。
- ウガーン
ニンテンドー3DS版と『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』の冒険の書の世界のクエスト「お騒がせリサイタル」に登場するボス。外見はドラムゴートと同じだが、ドラムゴートの個体にしては珍しく生まれつきの音痴で、彼の歌を聞いたモンスターたちは三日三晩高熱にうなされたらしい。ガライの町にあった「ぎんのたてごと」を盗んでリサイタルをしていた。
戦闘では「たたかいのリズム」で自分たちの攻撃力を上げてきたり、「ぎんのたてごと」を使ってスライムベスとドロルを呼び出してくる。また「じごくのリサイタル」という凶悪な歌声が響き渡る特殊攻撃で相手全体を転倒させ1ターン行動不能にしてくる。