概要
古い探検家のような服装をし、頭の横にwebカメラを装着している優男風の青年。
半袖短パンのサファリジャケットやラッシュガードを着用している。
専門分野は「怪奇現象」で、世界中の心霊スポットとされる場所を巡って怪奇現象の発生原因を科学的に突き止める研究をしている。
またその応用として「人工的な幽霊を作る」というプロジェクトにも取り組んでおり、その成果がフリルサンド#Gである。
木原端数曰く『木原』の中でも「有名」な人物。
活動
複数の大型トレーラーから成る「小さな村」を運営し、そこで50人以上の「置き去り」の子供達の面倒を見ている。
この子供達にはモーションセンサーを装着させ、フリルサンド#Gの存在を確立させるために利用している。
その正体は「置き去り」を救うために『木原』を装った一般人の研究者。
『木原』を名乗ったのはそのネームバリューを利用して「暗部」に潜入しやすくするためであり、
保護した子供達はフリルサンド#Gの存在を確立させるために利用してはいるが『木原』のように非道な実験で犠牲を出すような事は一切していなかった。
しかしその一方で、木原の血族ではないにもかかわらず研究者として超科学を駆使し「人工幽霊」という人外を創り出しているのも事実である。
「『木原』はそもそも血族に縛られる概念ではない」ということを奇しくも彼自身がこれ以上なく証明していると言えるかもしれない。
作中での行動
オペレーションネーム・ハンドカフスの発令を受け自分が子供達の囮となって偽造パスポートで第二三学区へ向かうことを計画し工場否定と交渉して偽造パスポートの製造を約束させたが、ベニゾメ=ゼリーフィッシュの襲撃でその入手に失敗。
そこで方針を変更し、自分が失敗した時の保険として『暗部』でありながらまともな価値観を持つ浜面仕上にカキキエ隧道の情報を与えた上で、
子供達を載せたトレーラーを伴ってカキキエ隧道から学園都市外への脱出を試みる。
カキキエ隧道では端数によって最大戦力のフリルサンド#Gを無力化され、彼から一緒に脱出する事を提案されるが、条件として彼が保護している「置き去り」を実験材料として端数に提供することを要求されたため決裂。
端数に発砲するが、レディバードに銃弾を跳ね返されて上半身に被弾し致命傷を負う。
最期の瞬間まで子供達の心配を続け、浜面に彼らを託して息を引き取った。