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概要

新第三紀のオーストラリアに生息していた恐鳥類

属名の意味は【走る鳥】。完全な頭骨の化石が見つかる以前はエミューのような走鳥類だと推測された事に依る。

縦に分厚い嘴を持つが、顎の関節の構造はオウムのような種子食の鳥に似ていた。

当時のオーストラリアは亜熱帯の森林であり、恐らく植物の種子や果実を食べていたと考えられている。尚、近縁な非飛翔性鳥類に【ゲニオルニス】(属名の意味は【顎の鳥】)と言う種が居り、こちらは高い位置の木の若葉を選択的に食べる鳥だったと推測されている。

体高3m、体重500kg。地球史上最も重い鳥のひとつに数えられる。

名称

学名:Dromornis stirtoni

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ドロモルニス
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