概要
声:小松里歌
主人公の生徒候補の一人。
帝国屈指の豪商・マルティーニ家の嫡子であり、やんちゃでいたずら好きな少年。
強い者に憧れを抱いて「立派な帝国軍人」になりたいと思っているが勉強が嫌い。
口は荒いが、根が優しく子供らしい素直な一面がある性格をしている。
物語の舞台である忘れられた島の子供達とも交流が深くガキ大将的な存在(隠しクラスでも使用されている)。特にスバルは弟分の様に思っているらしい。
小説版では生徒を代表してメインを勤める。
大まかな内容としては本編の後日談であり、軍学校時代の彼の様子が描かれている。
本編では不鮮明だった部分や後作で仄めかされていた話の真意も書かれているので興味がある人は是非購入しよう。
因みに、ナップ以外の生徒もナップのクラスメイトとして端々で登場する。
出撃ユニットとしての性能
PS2版
ユニットとしては召喚術よりも剣による直接攻撃が得意で、生徒の中では大剣を装備出来る上に返しの刃を持つ判り易い物理特化型(3特有の隠しクラスでは斧を装備する事も可能)。その上移動範囲が最大4と機動力も悪くは無い。これは護衛獣のアールも同様と言える。
反面召喚術に関するステータスの伸びは悪く、召喚石装備最大数は2。最大ランクはAまでとこちらに関しては絶望的。素直に接近戦型に教育してあげよう。
番外編では召喚ランクがSとなっているが、MATの低さは相変わらずなので、結局近接型なのは変わらない。
PSP版
クラスチェンジの仕様変更により、前回泣き所であった斧装備時のAT値不足は解消された。
大剣or斧に重装備、スキルには「心眼」「逆境」「鉄壁」など物理耐久は非常に優秀。
さらに彼専用の護衛獣であるアールは優秀な物理耐性に加えて「テレポート」を持ち本人では手が届かない敵に対しても対処できる。
召喚術は「召喚ユニット強化」を持つ程度で適性は悪いが前述したアールを強化出来るので取得しておきたい。
弱点として勇猛果敢を持たない為、敵のZOCに阻まれやすい事。
SPの倍率が全体的に悪く、育て上げるのに苦労する事が挙げられる。
余談
タイトル画面前に各キャラクターが注意事項を言う場面があるのだが、そこで何故本編に出演していないルウが居るのかと言うと、単純に彼女とナップの担当声優が同じだから。
番外編でのデザイン、声、喋り方から、一部では「番外編気持ち悪いさん」と不名誉な呼ばれ方をしているとか