誘導
概要
キョウチクトウ科ニチニチソウ属の草花。夏から秋にかけて5弁の花を咲かせる。花色は赤やピンク、白、紫などがあり、中心だけ色の違うものもある。一つ一つの花の寿命は短いが、毎日次々と花をつけることから「日々草」の名がある。
学名Catharanthus roseus。マダガスカル原産の熱帯性の植物で、多年草または小低木であるが、日本では冬越しできないため、日本では一年草として扱われるのが一般的である。発芽適温が20〜25度と高いので、十分気温が上がった季節(地域の気候に応じて4月から6月と異なる。真夏に差し掛かってもいけない)に種をまく必要がある。
花壇用にはポット苗を買ってくることも多い。暑さと強い光を好む一方、寒さと過湿には弱く、最低気温が10度を切るようになると枯れ始める。
全草にビンカアルカロイドと称されるアルカロイドを含み、小児がんなどの抗がん剤として用いられる。
花言葉は「生涯の友情」、「優しさ」、「若い友情」。