概要
『スクライド』の世界におけるnative(=土着、野生)のアルター能力者、つまりホールド管轄外のアルター能力者全員を呼称する用語。
主人公であるカズマ(メイン画像右)もネイティブである。
異形の特殊能力を有するアルター能力者はその力ゆえに偏見を持たれがちであり、中でも公権力に属さないネイティブは特に差別を受けやすい。というのも、作中世界においては得たばかりのアルター能力にかまけて、犯罪や略奪を繰り返すネイティブアルターが多発しているので、ネイティブアルター自体が白眼視されがちだからである。これは何も市街や本土でそうだと言いたいわけではなく、ロストグラウンド内であっても、アルターによる暴力で非能力者を縛り付ける悪しきネイティブは多々存在する。
実際、劉鳳は幼い日に謎のネイティブアルターに母を殺害されている。
一部ではネイティブ同士の闇格闘興行なども行われている。
故に秩序を維持する立場であるホーリー部隊からはネイティブは摘発対象とされており、作中でも幾度となくネイティブとホーリーの戦いが繰り広げられている。もっとも、ホーリー隊員だって元をたどればネイティブが志願・捕獲の後にホールドに首を垂れた結果であることに変わりはない。
漫画版では反アルター武装組織『ロウレス』が登場したが、非能力者も多く所属していた。水守とか。