概要
名前 | マルクス・コッケイウス・ネルウァ |
---|---|
スペル | MARCVS COCCIEVS NERVA |
皇帝名 | マルクス・コッケイウス・ネルウァ・カエサル・アウグストス |
スペル | MARCVS COCCIEVS NERVA CAESAR AVGVSTVS |
誕生 | 35年11月8日 ナルニ(イタリア本土) |
権力 | 元老院からの指名 |
統治機関 | 96年9月18日 – 98年1月27日(2年) |
即位以前
元老院議員名門のコッケイウス氏族出身で、上流階級出身の終身元老議員としての人生をおくったネルウァはかつて元首ネロの時代のネロ暗殺を食い止めた実績がある。その後フラウィウス家の歴代元首の執政として使えるまで出世した。
12代ローマ元首
11代元首のドミティアヌスが惨殺されフラウィウス家断絶後、元老院議会により元首に推挙される。ネルウァ自身はこの時点で60代でありかなりの老人であったため気のりはしなかったようだが、空位の混乱を何としても避けるべくフラウィウス家断絶後の混乱の中でローマ元首に即位した。 ネルウァ61歳
ネルウァの治世は先代ドミティアヌスの負の遺産のかたずけに始終したため自身で思ったほどの指導力はもつことはできなかった。そしてドミティアヌスを殺害した犯人(元老議員)をかばいきることができずローマ軍兵士に殺害されてしまった。
命が危ないので後継者指名
この時点でローマ軍とのネルウァの関係は最悪になった、このままでは自身の命も危ないと感じたネルウァは、家族からの跡継ぎが望めなかった為に腹心である歴戦の軍団長トラヤヌスを自身の後継者とせざる得なかった。トラヤヌスはネルウァの養子となり後継者宣言をした。
直後ネルウァは老衰のため崩御した、98年1月27日 自然死
享年63