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概要

1999年3月1日生まれ、父サドラーズウェルズカソラ。通算13戦10勝。

2001年デビュー、レーシングポストトロフィーでGI初制覇。

2002年イギリスダービー(ホークウイング・ムーンバラッドなどが出走)でGI2勝、アイルランドダービーでGI3勝、凱旋門賞3着、ブリーダーズカップターフで勝利しGI4勝。

2003年アイルランドチャンピオンSで(ファルブラヴ・アラムシャーなどが出走)に勝利しGI5勝、凱旋門賞3着、ブリーダーズカップターフ(ファルブラヴ・スラマニなどが出走)に勝利し史上初の連覇でGI6勝、後に引退。

種牡馬としてソーユーシンクイッツアダンディールなど輩出。

2014年12月、腸捻転による腸穿孔のため、予後不良と診断され安楽死。

これだけの実勢を残したにもかかわらず母国ヨーロッパのカルティエ賞ではタイトル受賞に恵まれず2年連続無冠になってしまった、2002年はGI7連勝のロックオブジブラルタルがいたため欧州年度代表馬と最優秀3歳牡馬の受賞を逃し、2003年は春に肩を怪我し春夏を全休したためファルブラヴに2戦2勝なのに最優秀古馬の受賞を逃してしまった。

代わりにアメリカのエクリプス賞では、最優秀芝牡馬に2年連続で選出されている。

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