概要
ハイ黒アリとは、『もんむす・くえすと!』の本編から500年前の時代における勇者と魔王、ハインリヒ・ハインとアリスフィーズ8世こと黒のアリスとのノーマルカップリングである。
『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』では、アリスフィーズ8世が理由は不明ながらも「アリストロメリア」という偽名でハインリヒの旅に同行しており、ハインリヒも彼女の正体を女神イリアスから聞かされる以前から察している節があったことが明らかに。
また、アリストロメリアのハインリヒに近付く女性に対する嫉妬とも取れる言動や、彼に対する想いが垣間見えるセリフから、「勇者と魔王」「旅の仲間」では済まない関係だったことが推測される。
元々本編の時点で「本来勇者であるハインリヒがイリアスにも刃を向けた」「魔王の引退や婚姻に関して8世(黒のアリス)の後の時代から穏便な掟が作られた」ということから、「この2人の間で何かあったのではないか?」と考察しているプレイヤーは多かった。
またぱらどっくすRPGでも終章のPVにて「背中合わせに立っている黒のアリスと鎧の狂戦士(ハインリヒの成れの果て)」や「ハインリヒと顔が塗りつぶされたアリストロメリアの肖像画」といったものが映されていたため、この考察が再燃し、作中でも先述したようにあからさまに好意を見せている。
そんな2人が、正史世界では何故報われない結末を迎えてしまったのか…その答えは、もんぱら終章で明らかになるかもしれない……。
関連タグ
原作に準拠した作品の場合
IF設定(ハイ黒アリ成就前提)の作品の場合
もんぱら終章では(ネタバレ注意!!)
終章「天界の破壊者」では、ハインリヒの現在の魂と邂逅した際に「君(黒のアリス)に刃を向けることは2度とできない」「イリアスが憎い」とはっきりと語られている。
そして最終章「混沌を晴らす者」において、500年前の魔王城での決戦では、イリアスがハインリヒを唆しながらも黒のアリスは無抵抗でハインリヒの刃を身に受けていたことが判明。
この時ハインリヒは平和のために魔王を倒さなければいけないというイリアスの言葉と葛藤しており、黒のアリスもその背中を押すように「魔王は勇者に倒されるべき」と言っている。
またこの時、ある人物はイリアスを「二人の恋路の邪魔者」と批判している。
総じてみると
- 勇者と魔王の二人で旅をしていた
- 相思相愛の恋仲だった
- 各地でトラブルに巻き込まれつつかけがえのない思い出となっている
- 最後は平和のための礎として望んで討たれた
という関係であり、正史世界(もんくえ)におけるルカとアリスフィーズのifと言える(中章のラストでアリスも当初ルカに討たれようとしていた)。
ネタバレタグ
現代における勇者と魔王のカップリング。
ハインリヒと黒のアリスと違い、正史世界のルカとアリスは悲恋的な結末を辿らず、全ての元凶だった女神イリアスの打倒に貢献した。