バアス主義

ばあすしゅぎ

アラブにおける汎アラブ・ナショナリズムに基づいたイデオロギー。

シリアのバアス党に基づいたアラブ世界のイデオロギー。

サダム・フセインでも有名。

概要

20世紀前のシリアで、ミシェル・アフラクや、サラーフーディーン・ビーター等の活動家によって発起されたイデオロギー。

英国・仏国による委任統治を拒否し、アラブ世界に対して外国の影響が及ぶことを拒否する立場の

イデオロギーによるバアス党が創設された。

アフラクは、宗教は国家と切り離されるべきと考えていた為、

「政教分離」のイデオロギーとされる。

実際に、シリアでアサド一族の権威の下、1970～2011年まで政治的に実現。

アラブ世界にはバアス党に追随する動きもあり、

イラクのバアス党：サダム・フセインは1979～2003年まで統治した。

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