概要
宮廷魔術師でベルドの死後、評議会の一角をなし「黒の導師」と呼ばれる。
師ラルカスの制約(ギアス)魔法により、魔法を唱えると常人には耐え難い激痛を伴うが、強靭な精神力で集中を途切れさせることなく魔法を使用することができる。
破壊の女神カーディスの力を使い、「不死の王(ノーライフキング)」として転生を果たす。
OVAではカーディスを復活させ、その強大な神の力を自分の物にして世界を支配するのが目的というテンプレートな悪役であり、ラスボス。(上述の制約魔法の設定がなかったことになっており、さらにはOVAが制作された当時、原作は未完だった為)
原作の方では世界どころかロードス島の支配、ひいては自国であるマーモの興亡にすらほとんど興味がなく(マーモを統一したベルドに敬意は払っていたが)、ただラルカスの制約から解放され、永遠の存在として魔術の奥義を極めんとすることだけを望んでおり、その目的の為にマーモ帝国を利用していたに過ぎなかった。