概要
シリーズ最序盤にて何も武器を持っていなかった当初のゼロは、シエルをネオ・アルカディアの兵士から庇って戦死したレジスタンスメンバーであるミランが使用していたこれを使ってオープニングステージを切り抜ける事になる。
以降、このバスターショットはミランの形見として、ゼロがゼットセイバーと並ぶメイン武器の一つとして最後まで使い続ける事になる。
ゼロはゼットセイバーをカートリッジに用いることで威力を高めている他、貫通力のあるチャージショットを可能にしている(ゼットセイバー入手前はチャージが出来ないため、ゼットセイバー由来の機能と思われる)。
基本的にはこれと連射を使い分けて戦う。更にボスからEXスキルをキャプチャーすることで、炸裂弾や地形を反射するレーザー等も放てる万能兵器である。
見た目は大型の無骨なハンドガンで、往来のロックバスターとは大きく異なるリアル寄りのデザイン。
発砲の度にカートリッジが後方(GBA版ロックマンゼロ1では前方)へブローバックするギミックがあるので、実弾を用いた自動拳銃としても使用可能なのかもしれない。
ゼロは片手で運用していたが、レジスタンスの戦闘員は両手で保持しながら発砲している。
旧式らしいが非情に頑丈で、「一年間、ゼロ単身でネオ・アルカディアを撃退し続けていた」という設定の、ゼロ2開始時点でもゼットセイバー共々機能していた。
ちなみにゼロ3のラスボスもこれと同じ型のバスターショットを使用する。少なくとも妖精戦争時代から存在する装備なのだろう。
余談
Xシリーズでは、ゼロにもロックバスタータイプの武器である「ゼロバスター」と「ゼットバスター」が登場していたが、ゼロシリーズではゼロもあの人も一切使用しない。
ゼットバスターについてはロックマンX5にてエックスをメインプレイヤーにした時、オープニングステージでシグマとの戦闘の際に破壊されてしまっているが、ゼロバスターについて使われなくなった理由は不明(一説ではドップラー戦(ロックマンX3)にて敵の攻撃で動力炉をやられてしまいその影響で使えなくなったというのがある)。