概要
ババヘラアイスは、秋田県で昔から売られている氷菓子、またはその特徴的な販売形態。
カラフルなビーチパラソルを掲げた高齢女性(ババ)が街頭で売っていることが多く、ヘラを使ってコーンに盛り付けることからこの名がある。黄色(バナナ味)と赤(イチゴ味)の2色を組み合わせて盛り付けるのが基本だが、今は他の味もある。
元は単なる俗称だったが、若美町(現・男鹿市)の進藤冷菓が商標登録して以来、県外でも存在が知られるようになった。商標を持っているのは進藤冷菓だが、県内であれば他の業者も使えるようだ。
余談
秋田県に特徴的な氷菓子としては他にじゃっぷぅがあるが、これもイチゴ味が基本になっている。
ババヘラアイスを県外で味わえる場所は少ないが、仙台や東京・銀座に出店している秋田料理専門居酒屋のメニューには載っているほか、男鹿市の児玉冷菓が各地のイベントや秋田物産展などに出店している。
一応ネット通販もあるが、ババヘラは暑い日に屋外で売り子さんに盛り付けてもらうから良いのであって、家で自分で盛ったところで正直意味がない...。