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デザイナー:刑部一平

データ編集

形式番号AMS-123X
全高20.9m
重量57.6t
主動力核熱融合炉
ジェネレーター出力3240kW
装甲材質ガンダリウム合金
武装
  • ビーム・ライフル
  • グレネードランチャー
  • ロング・ライフル
  • ビーム・トマホーク
  • バタフライ・エッジ
  • ファンネル
ガンダムヘッド搭載型武装
  • 60mmバルカン砲
  • サイコプレート

概要編集

ネオ・ジオンの再度の蜂起に向けて開発された試験型ニュータイプ専用モビルスーツであり、次世代のサイコミュシステムの実験機。

偽装輸送船アタラント3所属のニュータイプ研究所出身強化人間アゴス・ラガートが搭乗する。


サザビーのプロトタイプにあたり、肩部や頭部、リアアーマーなどにサザビーとのつながりを見ることができる。

ジェネレーター出力はギラ・ドーガの1.5倍に相当し、ガンダリウム合金装甲を採用しつつ多数の推進器を配置しすることで軽量化を促しつつ他の実験機よりも高い運動性能を実現した。

しかし、機体に搭載された次世代サイコミュシステムは要求スペックを満たしておらず、偽装貨物船「アタラント3」に配備された機体はシステム周りが通常の物に戻され、いくつかの武装も取り外されている。

バックパックにはサザビーと同様のレイアウトでファンネルも搭載されているが、システムの不安定さとアゴスの感応波の弱さから起動もままならず、シータプラスとの戦闘ではラックごとパージして機雷代わりに使用している。

その後、中破した頭部の代わりにG-ドアーズの頭部を搭載し、サイコミュの解析を行っていたが、紆余曲折を経てムーンガンダムとして生まれ変わることになった。


ガンプラ編集

2020年にプレミアムバンダイ限定でHGUCが発売。ムーンガンダムのリデコ品なだけあって色分けがほぼ完ぺきでシールによる色分けはない。


余談編集

「バルギル」とはストーリー担当である福井晴敏が考えた命名案のひとつで、ほかに挙げた候補のなかからデザイナーの形部一平の息子が選んだものが採用された。形部は「サザビーに繋がるような機体名にしっくり来るものがなかったため、意味をもたず語感のみを重視した名称に決めた」と語っている。


関連項目編集

機動戦士MOONガンダム

ムーンガンダム サザビー

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