機体データ
型式番号 | MSZ-010A1 |
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全高 | 21.5m |
本体重量 | 不明 |
全備重量 | 70.4t |
出力 | 不明 |
推力 | 不明 |
武装 |
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パイロット | サフィラ・ガードナー |
概要
ZZガンダムの系列機のデータを統合して再設計されたシータプロジェクトのフラッグシップモデル。
ムーバブルフレームの構造を活かし、戦況に応じてユニットを換装することで高い性能と汎用性、整備性を実現しており、中距離支援や強行偵察、拠点攻略といった様々な任務に対応できる。
ZZの系列機であるため火力も高く、MS一個中隊分の戦力を持つと言われている。
Gフォートレスへの変形機構も健在で、メガライダーのように運用することも可能。また、バックパックのスラスターの推力が系列機の中で最大であり、ウェイブライダーと同等の機動力を実現している。(オリジナルのZZのGフォートレスは総推力においてウェイブライダーの約1.5倍という数値に達する。本機シータプラスの場合は全備重量がZZより重いことに加え、バックパック以外の手足を展開したスラスターの推力がZZに劣るものと考えられる。)
ZZと同じくコア・ブロック・システムを導入しており、基本構造は、シータトップ、コア・ファイター、シータベースの3つで構成されているが、バウの無線誘導技術を流用しており、コア・ファイターから無線でシータトップとシータベースに搭載された教育型コンピュータに命令を送ることで遠隔操作が可能となっている。なお、ミノフスキー粒子が散布されている場所での長距離の通信は困難である。
本機は、ZZ-GRと同等以上の性能とメンテナンス性を有するとされる。ただし、ZZ-GRは失われたコアベースをジムⅢのカスタムパーツで代用した機体であり、性能的には本来のZZガンダムより大幅に低下している。
パイロットはロンド・ベル隊に配属されたサフィラ・ガードナーが務めている。
武装
頭部バルカン砲
頭部に2門装備されている機関砲。
ハイパー・メガ・カノン
フルアーマーZZガンダムの試験機であるFAZZが使用した長射程の大型ビーム兵器。
出力は変更されず79.8MWのままだが、ZプラスC1型やSガンダムで使用されていたビーム・スマートガンの機構も取り入れており、ディスク・レドームとの連動で命中精度の高い射撃が可能となっている。Gフォートレス時は機首となる。
ビームサーベル
バックパック内に2基を装備。
ビーム・キャノン
バックパック側面に追加されたバインダーに計2門装備されている。『ディフェンサーユニットから流用された』との説明がされているが、形状が酷似しているリゼルのディフェンサーb装備は開発当時にリゼル自体が存在しておらず、U.C.0092年時点で存在するGディフェンサーにも該当する装備が無いため、その出処が謎の武装と化している。
マイクロミサイルランチャー
バックパック左右に装備されている21連装ミサイルランチャー。AMA-13Sミサイルを搭載している。
シールド
ハイパー・メガ・カノンを携行しない場合に装備される防御兵装。Zプラスやデルタ系列同様、変形用サブユニットとしての機能が強く、機首部分にビームキャノンを2基装備する。このキャノンの砲身はZZガンダムと同型のものであるため、ハイパービームサーベルとしても使用が可能。劇中ではMS形態への変形後、抜刀した際にZZガンダム合体変形後の決めポーズを披露している。