機体データ
型式番号 | FXA-05D |
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所属 | エゥーゴ |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス |
全長 | 39.5m |
翼幅 | 27.1m |
本体重量 | 24.7t |
全備重量 | 60.3t |
スラスター総推力 | 42,400kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
武装 | ロング・ライフル、ミニ・レーザー砲×2、14連装ミサイル・ポッド×2、バルカン砲×4 |
概要
ガンダムMk-Ⅱの重戦用装備として、エゥーゴの要請によりアナハイム・エレクトロニクス社がGアーマーのコンセプトをベースに開発した可変戦闘機。主なパイロットはカツ・コバヤシ。
単独では長・中距離支援や爆撃・偵察など、その機動性を活かした任務で活躍し、ガンダムMk-Ⅱと合体する事で輸送形態「Gフライヤー」となり、その状態でモビルスーツ(MS)形態をとると「スーパーガンダム(Mk-Ⅱディフェンサー)」となる。
機首のコックピット部分はコア・ファイターとなっており、合体時はMS形態をとる際に分離する。コア・ファイター単独での戦闘力は低いため、分離後は速やかに戦線を離脱しなければならないが、終盤では分離後も戦闘を継続していた。
ガンダムのサポートメカとしては珍しく量産機との合体も可能で、ネモやジムⅢとも合体が可能(前者はバックパックの換装が必要)だが、この場合は簡易性を持たせるべく最初からコア・ファイターを外しMS形態のみで運用される(逆に言えば、コックピット部分がなくても純粋な追加装備として運用できるということである)。また、コア・ファイターの代わりにレドーム・ユニットを接続する事も可能だった。
一部の作品にはティターンズ仕様も登場し、こちらはガンダムMk-Ⅱだけでなくバーザム改との合体も可能。
さらに、戦闘機としての機能を廃してMS用強化パーツとしての機能に特化した「Dディフェンサー」という派生型もあり、リック・ディアスSとセットで運用された。
また、リゼルには本機のコンセプトを踏襲したと思われる追加装備「ディフェンサーユニット」が存在する。
活躍
『機動戦士Ζガンダム』第22話にて初登場。パイロットが乗りメタスと共に配備先のアーガマへ移動中にティターンズに発見され戦闘になるが、Ζガンダムに救援され事なきを得る。
その後は主にカツの搭乗機となり、カツが命令違反の出撃を度々繰り返すので単独での出番も多かった。
第49話にてガンダムMk-Ⅱとの合体後にカツのコア・ファイターが戦場に残り戦闘に加わった結果ハンブラビを撃破するもよそ見から隕石に衝突し巡洋艦の残骸に激突し爆散(映画では隕石に衝突に変更)、Gディフェンサー本体もスーパーガンダムが背後から受けた攻撃により破壊されてしまった。
続編の『機動戦士ガンダムΖΖ』では、ガンダムMk-Ⅱは修理され引き続き登場したが、Gディフェンサーが登場する事はなく、代わりにメガライダーが配備されている。
武装
ミニ・レーザー砲
コア・ファイター唯一の武装で、2門装備。ガンダムシリーズでは珍しいレーザー兵器である。
大した威力はないものの、それでもハイザックの頭部を破壊する程度の威力がある。
ロング・ライフル
Gディフェンサー側のジェネレーターで稼働する、大型のビーム・ライフル。出力6.8MW。
14連装ミサイル・ポッド
MS形態時はバインダーとなるポンツーンに装備される。
バルカン砲
ミサイルポッドの両側面に4門装備。口径は連邦系MSの頭部に装備されるものと同じ60mm。
立体物
Gディフェンサー単品で発売されたのは1/144旧キットのみ。HGUCやMG、BB戦士や元祖SDガンダムではスーパーガンダム名義でガンダムMk-Ⅱとセットになっている。
HGUCではその後、フライングアーマーとのセットがプレミアムバンダイ限定で発売された。このセットでは成形色が変更され、RGガンダムMk-Ⅱに対応したアタッチメントパーツとリアリスティックデカールが新規追加されている。
ガンダムMk-ⅡはHGUC・MGにてアップデート版が登場したが、Gディフェンサーはまだ一度もアップデートされていない(一応互換性は有している)。
ガシャポンSDガンダムフルカラーシリーズにラインナップ。同シリーズにラインナップされているガンダムMk-Ⅱと合体させることが可能 ※現在、入手困難