「戦争とユーモアこそは人間だけの特権です。どちらも、愚かなほどに面白いでしょう?フハハハハ」
「ハハハ、失礼!反復(繰り返し)はジョークの基本。そして応報(やりかえし)は滑稽な小話の基本ですから?」
概要
ウォーモンガーズのギルドマスター。
期間限定転光召喚「本編第11章開幕記念転光召喚」ピックアップ召喚にて実装。
絵師の藤三郎氏による実装記念イラスト
人物
壁に囲まれた東京出身の、サイボーグの少年である。先述の通り人間として生を受けたが、のちの手術によって全身をほぼ機械に置き換えている。とある理由により身体が悪く補助なしでは歩けない為、普段は武装した機械の狼に跨っている。
誰に対しても丁寧な言葉で話し、ときどき、ロシア語と英語が混ざったような喋り方をすることがある。また、壊れたロボットのように言葉を繰り返し、高笑いすることも……。
東京で行われている競走たるアプリバトルを監視することが彼の役割である。「戦争とユーモアを実行できるものこそが人間だ」という持論のもと、戦争とユーモアへ非常に強いこだわりを持つ。
アネクドートの蒐集が趣味のジョーク好きで、自身もよくジョークを口にするが、本人にはジョークの才能がないようである(どちらかといえばブラックジョークの才能を持っている。ちなみに無自覚)。ネタが受けないと「…笑うところですよ?」と言ったり「面白くありませんでしたか?」と発言し、「僕には才能がないようですね」と自身の才能について残念に思っている様子がうかがえる。
そのためか、自分の行いで他人が喜んだり、驚いたりするのを見るのが好きな可愛い一面もある。
特技は計算で、彼の天気予報の精度は並の天気予報を遥かに上回る。異常なほどの計算力と思考力によりまるで予知のように未来を予測することが彼には可能である。その精度は、もはや"科学"という言葉の範疇を超えるまでに至っているという。しかし、2022年に開催された『聖夜に輝くギャングスター』において、もう1人の予知者から人の感情を計算に入れることが苦手であることを指摘された。……と指摘されたものの、同イベ冒頭にてアイザックを相手に、自分の取る行動によってアイザックがどう思うか思案する様子が描かれているため、感情がわからないということはなく、あくまで感情を計算に入れることが苦手なようだ。
元ネタ・モチーフ
元ネタはロバート・A・ハインライン、アメリカのSF小説家である。CS名に小説の名前が使用されていたり、バートロが猫や扉について言及したりと節々に要素が散りばめられている。
容姿
濃い紫色のヘッドギアを装着し、黒色のボディースーツに身を包んでいる。腕から手、膝から足にかけて濃い紫色のギアを取り付けている。また手に4本と足に3本のゲーミングカラーに輝く鋭い爪のような形状をしている指を持つ。加えて、薄紫色から濃い紫へとグラデーションがかかっているたてがみのような髪や、背中から生える尻尾、黒白目ならぬピンク黄色目も特徴的である。
彼が連れている機械の狼は、同じデザインの装甲に身を包み、さらにバートロの攻撃手段たるように武装している。
狼に乗った3枚の姿が最初期に実装していた。2022年の『聖夜に輝くギャングスター』にてバートロが自分の脚で地面に立っている差分が実装した。また、赤と白のサンタクロースを思わせる装甲に電飾を付けた愉快な姿や、グレーのスーツのような姿(サングラス差分有)も実装された。
これによって、彼のフォルムはTPOに合わせチェンジが可能であることが判明した。
また先述のイベントにて、照れ顔差分が追加された。顔全体がピンク色に発光するという放サモ史上なんとも珍しい照れ方を披露した。同イベ実装の限定⭐︎4でもその顔を拝むことができる(マイギルドにて)が、加えてバートロのイベント予告動画も見ることを強く薦める。
性能
⭐︎3 | ⭐︎4 | 限定⭐︎4 | |
---|---|---|---|
二つ名 | マシンチャイルド | 狼に乗った少年 | ユア・ベストフレンド |
コスト | 8 | 16 | 16 |
属性 | 魔 | 世界 | 冥 |
武器 | 狙撃 | 打撃 | 魔法 |
cs名 | 哀月哲問(ハーシュ・ミストレス) | (同左) | 富益流行(ハーシュ・ミストレス?) |
cs効果 | 敵に自属性・魔法ダメージ+敵の隣接1マス内にHP減少+敵に暗闇付与 | 敵に自属性・魔法ダメージ+敵の隣接1マス内にHP激減+敵に暗闇付与 | 敵に自属性・魔法ダメージ+周囲1マス内に祝福付与+周囲1マス内にHP回復 |
☆3
「無慈悲なる夜の女王は空にあり!哀月哲問!ハーシュミストレス!……Спокойной ночи(スパコイナイノーチ)」
魔属性の狙撃アタッカー
移動後には閃きを付与し、前2マスの敵の強化を転写することが可能。また、低確率ながら隣接1マス内に回避を付与したり、距離2マスの敵に弱点を付与したりすることも可能。
敵への弱点付与のために前線に立たせたくはあるのだが、回避や頑強が不発だとやられやすい。加えて、魔属性故に脆いので注意が必要。
☆4
世界属性打撃アタッカー
基本的に☆3と性能は変わらないが、移動後に自身に閃きだけでなく集中も付与するようになった。
またその他もろもろのスキル発動率が上がっているため、敵を屠りやすくなっているが、☆3のように狙撃ではない点には注意。それでも攻撃力が心許ない点は否めないが…。
スキル強化を行うことで、移動後に隣接1マスへと閃きと集中を付与することが可能となり、スキル発動率を補うバッファーの役割も担えるようになった。
共通
フェーズ開始時に自身に3ターンの全方向移動力増加の付与を行う。
そのため整地役として移動させることも可能だが、HPが減る点には注意が必要。
増加した移動力を駆使し、敵の強化を自身に転写して殴るというのが基本的な立ち回りである。
移動で発動するスキルが多く、自身に閃きを付与するほか☆4では集中も付与されるという、なんとも科学者な強化状態である。
戦争を監視するバートロらしく、戦争屋に特攻という珍しいスキルを持っている。
限定☆4
「もしもあなたがいなければ、あのユーモアよりも愉快なもの僕は知らないままでした…。ありがとう、最上の友達」
冥属性魔法デバッファー
狼に乗っていた少年が自分の足で雪を踏みしめ、友とクリスマスを満喫?!
マヒや凍結、強化解除といった珍しいスキルを複数持つ。
また、祝福時強化の発動によって攻撃力の増加や被ダメージの減少が期待でき、これによって本人の戦闘力も素晴らしいものとなる。加えて凍結付与、凍結時弱化による被ダメージの増加でも十分にダメージを稼ぐことが可能であり、優秀なデバフである。
耐久面においては恒常とは打って変わり、フェーズ開始時の最大1000回復のスキルを持ち、耐久力は高くなった。また、隣接する味方の回復も担う。
しかしながら、凍結のみのダメージでは少し物足りない点には注意が必要。
余談(ネタバレ含)
※本編11章および『聖夜に輝くギャングスター』のネタバレを含みます
サイボーグによって人類を強化することで進化を促すことを提唱する天才少年である。
バートロはアプリバトルを記録するために、この東京で生み出された試験管ベビーでありとある人物の遺伝子を受け継いでいる人造世界柱の1人。また、彼ら3人とは父親を同じくする者同士であり、かつてアカデミーで共に切磋琢磨した学友?である。アカデミーでは『ロバート』と呼ばれていた。
すべてを計算するために、バートロは全身を機械へと置き換えていった。
少年は、夏への扉を見つけるために未来を予測したかったのだ。
そして事実、彼は完璧に未来を予測できていた、はずだった。それが、彼が人間ではない証だった……。
子どもにプレゼントを配るはずのサンタが、アカデミー時代から自分たちのもとへ来ないことを不思議に思っており、自分が人間ではないからではないかと考えている。そして「なぜ自分にサンタが来ないのか」という疑問は彼の宿題になったのである。
そんな彼の、サンタへのお願いとは……?
そしてバートロは驚異的な頭脳を持つ代償として時と共に身体が崩れていくという奇病に侵されている。
本編11章後半において、身体が崩れ切る前にバートロの1番ほしいものをくれた者に、お礼としてとあるユニットボックスをプレゼントした。
「ぼくはいったい……何なのですか?」
「その時、きみにプレゼントを贈ります」
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