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我が名はパガガ!

バックスタインの名を継ぎしビーストマスターだッ!

この日のために育ててきた友と、

戦うだけの勇気がある者がいるなら前に出よッ!


概要編集

パッチ5.55で追加された、「セイブ・ザ・クイーン」の関連コンテンツ「ザトゥノル高原」に登場する敵NPC。

ガレマール帝国第Ⅳ軍団の「魔獣大隊」に所属する百人隊長で、「我執のパガガ」の二つ名を持つ。

フルネームは「パガガ・クォ・バックスタイン」。20歳。


元々は戦災孤児。

戦火の中に取り残されていた所をアラミゴ出身の魔獣使いガンプ・バックスタインに保護される。

ガンプは上官命令を無視し、焦土作戦から魔獣を救う為に向かった先で彼女を発見。当初は見捨てるつもりだったが、同道していたグリフィンが気に留めたという理由で、野生児に近いパガガを拾った。


命令無視の咎で死刑とされたガンプだったが、その才を惜しむライアンの進言により鞭打ち刑に減刑される。背中を血まみれにして戻り、高熱に苦しむガンプに対し、それまで警戒を露わにして拒絶していたパガガは、一転して献身的な介護を行った。

以来、気難しく人間嫌いだったガンプから不遜さが消え、次第に人望の集まる好漢となった。

周囲からは懲罰の影響だと思われていたようだが、ライアンにだけは「パガガの存在がガンプを人間に戻した」と理解されている模様。


その後ガンプはライアンと肩を並べる魔獣使いとして数々の戦果を打ち立てた。しかし病に侵され、道半ばにして死去する。

臨終に際し、ガンプはパガガを養子としてバックスタインの名を継がせる。ここにアラミゴ以来の伝統を誇る魔獣使いの名跡は保たれ、彼女は戦場に立つ事になった。


お嬢様風のファッションに身を包んだ可愛らしい風貌とは裏腹に、中性的な口調で勇猛な性格。

配下の魔獣に対する思い入れは非常に強く、特に「オブダJr」「ベルダJr」と名付けた二頭のグリフィンには深い愛情を注いでいる。

二頭が体力を削られると「戦死は許さん!」と撤退を命じるが、その後別のエリアで発生する戦闘では傷の癒えきっていない二頭が助けに入る。命令を無視して主を助けに来たその優しさに感動しつつ共に戦うも押し切られ、撤退を余儀なくされた。

対峙したアトリからは傷が癒えるまでは戦場に出ないだろうと予測されつつ、「若い娘が戦場で命を散らせるのは見たくない」と言われている。


亡き養父ガンプこそが最強の魔獣使いであると信じており、ガンプを打ち負かしたライアンに強烈なライバル心を燃やしている。


余談編集

帝国軍のネームドキャラとしては初のララフェル族である。


養父であるガンプの元ネタは「セイブ・ザ・クイーン」シリーズのシナリオ担当である松野泰己氏が過去に手掛けた「タクティクスオウガ」に登場する同名のキャラで、パガガの二つ名である「我執」もガンプと同じである(このためザトゥノル高原実装初期の頃はガンプを美少女化したキャラと勘違いした人もいたらしい)。


その容姿と性格のギャップ、そして何より戦闘開始時及び撤退時の口の両端を引っ張って威嚇するという特殊モーションが多くのヒカセンを魅了し、瞬く間にザトゥノル高原のアイドル的存在となった。

松野氏もこのモーションを気に入っている様子で、twitterで吉田Pにエモート実装を要求していた(参考ツイート)。

その後、「反骨精神を示す」という名前で課金アイテムとして実装。ちなみに実行コマンド名は「/pagaga」である。

また、2022年の守護天節で変身できるNPCにライアンと共にラインナップされている。


装備はすべて実装済みのものを流用しているため、彼女のキャラクリ及びミラプリを再現するプレイヤーも多く見られた。ただし斧と盾の組み合わせを始め、一部装備がジョブやロールの縛りを無視したものになっているので完全再現は不可能。


ちなみにバックスタイン家の設定自体は紅蓮のリベレーターの時点で存在しており、ギラバニアには「オブダJr」「ベルダJr」の親と思しきグリフィンがいる。

関連タグ編集

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 漆黒のヴィランズ

ガレマール帝国 ガレマール帝国軍第IV軍団 ララフェル ビーストテイマー














ネタバレ編集










以下は「セイブ・ザ・クイーン」クリア後に追加される戦果記録による。


旗艦ダル・リアータ陥落から半年後。

敗戦の罪を問われて収監されていたライアンが脱獄。軍団長ガブラスに対して反旗を翻し、彼を「暗殺」する。これによって第Ⅳ軍団は瓦解、無条件降伏となった。

その後ライアンは特別指名手配されていた魔導技師長シシニアス(ボズヤ人の人体実験をはじめ数々の戦争犯罪を行った)を捕縛、バルナインのルムタ・ザラーム(戦犯の追討組織)に引き渡した後、混乱に乗じて消息を絶つ。

この時パガガが同行していた事が語られており、戦後はライアンともども軍属を離れ、行方をくらませた。

当局はライアンの首に懸けられた賞金額を上げ、パガガと合わせてその行方を追っている。

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