概要
『グラディウス外伝』に登場する4種の超時空戦闘機(宇宙戦闘機)のひとつで、ストーリー上ではビックバイパーの支援戦闘機として開発されたものの改良型。
作戦投入にあたり、開発当初の初期型と比べ遠距離攻撃の強化が行われている。カラーリングは紫。
機体名の最後についている"β"は改良型を表す記号(初期型は"α")。
コナミがディスクシステム用に開発したSTGに『ファルシオン(Falsion)』があるが本機との関連は不明。そもそも英語の綴りが違う(Falchion β)。
ちなみにFalchionとは刀剣の一種の名称である
なお本シリーズは「Gradius」だが、刀剣の方は「Gladius」である。
ゲーム中での特徴
「初期型と比べ遠距離攻撃の強化が行われている」といえど、他の機体に比べるとやはり近距離戦向けであり、遠距離戦では射程の短さや武装の性質から連射が実質的に利かず、どうしても火力に欠ける。その反面、近距離戦では装備している武装の高い威力や貫通力、敵の自動捕捉など他の機体に比べ有利に進めることができる。
ちなみに、グラディウス外伝に登場する自機では唯一光学兵器を搭載していない機体でもある。(LASERゲージの武器は着弾後ブラックホールのような爆発を起こす砲弾を発射する「GRAVITY BULLET」という兵器)
他にも、MISSILEゲージの兵器(ROLLING MISSILE)はビックバイパーの対地兵器である「MISSILE」の2段階目同様敵を貫通し、しかも敵を貫通する能力は1段階目から有している。また、地形に着弾後は前後方向に分離して進んでいくため死角も少ないが、発射後一定時間すると消滅するため、この兵器も近距離戦向けとなっている。
余談
ファルシオンβはグラディウス外伝に登場する自機のうち、唯一の前進翼を採用している機体だったりする。
この機をモチーフとしたキャラに『オトメディウス』シリーズに登場するポイニー・クーンがいる。ファルシオンβは彼女の機体名ともなっている。