もしかして
1980年代~90年代にいすゞが販売していた自動車。→いすゞファーゴ
概要
1996年に公開されたアメリカの映画。
監督はジョエル・コーエン。
原題は「Fargo」。ノースダコタ州南東部の地名だが、ここが舞台になるのは物語序盤のごく短い時間だけである。
物語の主な舞台はミネソタ州のミネアポリスとブレーナード。
狂言誘拐(自作自演の誘拐事件)を題材にしたサスペンス映画。コメディ映画的な側面も持つ。
映画冒頭に「この物語は実話である。」という旨のテロップが流れるが、実際にはフィクション作品である。
2014年にはテレビドラマ「FARGO/ファーゴ」としてリブートされた。
米国アカデミー賞で脚本賞と主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)を受賞した。
あらすじ
自動車販売店に勤めるジェリーは多額の借金に苦しんでおり、金を手に入れるために狂言誘拐を行う。
妻のジーンを拐うことで裕福な義父のウェイドから身代金を得る計画だ。
誘拐し、金を受け取り、人質を返す。
ただそれだけで済むはずだった事件はちょっとしたミスから大きな事件に発展していってしまう。
登場キャラクター
()内は演者。
- ジェリー(ウィリアム・H・メイシー)
自動車販売店の営業。
借金を抱えており、狂言誘拐を計画する。
- ウェイド(ハーヴ・プレスネル)
ジェリーの義父。
販売店の社長で、裕福。
- ジーン(クリステン・ルドルード)
ジェリーの妻。
- カール(スティーヴ・ブシェミ)
- ゲア(ピーター・ストーメア)
ジェリーに誘拐を依頼されたチンピラ。
- マージ(フランシス・マクドーマンド)
ブレーナード警察署の署長。臨月の妊婦。