概要
株式会社エンスカイが発売する『ゴールデンカムイ』のキャラクターの擬獣化グッズマスコットである「ゴールデンカムイ どうぶつフォーゼ マスコット」(全9種)の内、エゾヒグマに変身(フォーゼ)した杉元佐一の呼び名(非公式)。エゾヒグマの理由としては劇中でブブちゃんとの絡みがあったためと思われる。2022年4月に発売され、同年9月に再販された。定価は税込みで1980円(2023年1月現在)。
この呼び名は公式ではなく、他の名称としてはフォゼ元、ふぉぜすぎ、ほぜ杉など。
容姿
茶色い体に濃い茶色の髪の毛を生やし、軍帽を被り、肩に上着を掛け、首にマフラーをしている。軍帽を取った場所には髪の毛が無いため、よく「頭頂部が禿げている」と言われたりするが、エゾヒグマは全身の体毛がフカフカしているので、何も無いように見える頭頂部もハゲではない、多分。
目や眉毛は元々の杉元のものをデフォルメしたものとなっているが、眉尻が上がっている特徴的な二重瞼は省略されている。顔には例のカタカナの「サ」のような傷がそのまま、しかし顔以外の身体の傷は省略されている。
どうぶつフォーゼ共通のデザインとして、手を胸に置いているため、手の肉球は省略されているが、足は前に突き出しているため、足の肉球は描かれている。元々のエゾヒグマが五本指のため、現在発売されている全9体の内、唯一の五本指肉球となっているが、本来はクズリも五本指肉球のためフォゼ鯉と五本指同盟ができたはずなのに、なぜかフォゼ鯉は四本指である。なぜ……。
デフォルメされたクマの例に漏れず、尻尾はただの球体と化しているが、本来はメスの会陰を隠す程度の長さがあるため、フォゼ尾程度の長さがあってもおかしくないはずである、多分。
その他
ファンに「杉元を擬獣化するとしたら?」と訊いたら十中八九「オオカミ」と答えるに違いないのだが、どうぶつフォーゼではアシリパにエゾオオカミ役を取られてしまったせいなのか、ヒグマである。そのせいなのか、擬獣化するとしたら絶対にクマである谷垣源次郎が玉突き的に北海道犬になってしまった。
フォゼ杉は本編には登場しないグッズ派生キャラクターである為、二次創作においては創作者の自由な発想により様々な組み合わせと設定、作品を作ることが可能である。 マスコットの販売サイズは約10㎝程で、このサイズを実物大として二次創作する人、犬猫サイズとして創作する人、人間大で創作する人など様々である。 というか、フォゼの二次創作ってそれは最早三次創作なのかもしれない。