ブルボンドラフト会議
ぶるぼんどらふとかいぎ
宮本「えー…それではこれより……第5回……ブルボンドラフト会議を始める…!」
ブルボンドラフト会議は各班が毎年合同仕入れの際に開かれ、各班の班長がブルボン菓子を決める会議。
これは以前アルフォートを物販で販売した結果、転売屋により1枚1000ペリカで転売というダフ行為が横行。その一件以来、帝愛は事態を重く見てアルフォートを物販取り扱い禁止にし、ブルボン菓子を被りなしで3種類までという制限がかけられた。そしてどの班がどの菓子を売るかの権利を決める際に無用な衝突を避けるために伴って開かれるようになったのが本会議である。
会議が終わると、ブルボン菓子でブルボンパーティーを開催する。
一回戦
A班班長・板井とB班班長・岩田は一番人気のルマンドを指名。ここでC班班長・小田切は一挙両得でエリーゼを指名。この流れで沼川はチョコリエールを狙うべきと考えていたが、E班班長・大槻はそこでチョコリエール……ではなくめっちゃ好きだからという理由でチョコあ〜んぱんを指名。被ったルマンドはじゃんけんの末、板井が獲得し、岩田はチョコリエールを獲得。
二回戦
残ったホワイトロリータ、ルーベラ、バームロールの争奪戦が始まる。しかし大槻はここでも好きという理由で全く関係ないチーズおかきを指名。当然小田切はルーベラ、岩田はホワイトロリータ、板井はバームロールを指名し、獲得。
三回戦
各班が好きなお菓子を指名。人気の菓子を獲得したため、板井は味ごのみ、岩田はレーズンサンド、小田切はフェットチーネグミを指名。大槻は小田切に「裏を掻き過ぎた」と作戦ミスを皮肉られたが、大槻はブルボンといえばこれという主役級の商品を指名すると言う。石和は大好物のエブリバーガーしかないと予測した。
…が、大槻はエブリバーガーではなく、あるブルボン菓子を指名してきたのである。
大槻「E班大槻……第3巡選択希望製菓は……こちら…
ブルボン……オリジナルアソート……!」
小田切「あっ! あ〜〜〜〜〜!」
石和「エブリバーガーじゃ………ない…?」
絶対に人気のブルボンクラシック洋菓子6つが獲得出来る上に自分の好きな菓子が2つ獲得できる、ブルボンドラフト会議では最強になるブルボンオリジナルアソートである。
ブルボンオリジナルアソートは、各班が取り合っていたクラシック洋菓子ルーベラ、ルマンド、エリーゼ、チョコリエール、バームロール、ホワイトロリータがすべて一つに入ったいわばブルボンアベンジャーズ。
この奇抜極まりない製品に当然小田切はナシだろと言うが、基本的に商品名で扱うお菓子を決めているため、宮本は規約上問題ないという。
こうして白熱のブルボンドラフト会議は幕を閉じた。
ちなみにブルボンとのコラボ企画ではない。
D班の班長・瀬戸内が出席しなかったのは、人付き合いが苦手で利益よりも良い物を作ることに重きを置く創クリエイタータイプの人間のため、利益よりも楽しんでもらうことを優先して、商売には消極的だから。
後に小田切がコーヒーの販売を始めたことでE班も真似てコーヒーの販売を企図し、その際に大槻達はコーヒーのアテを吟味した時に石和はアテの候補の一つにエブリバーガーを推す。だが、規定に引っ掛かったのか、実際にコーヒーの販売が始まった時にエブリバーガーは外されていた。