「風で森の木がやられなきゃいいんだけどなぁ…」
概要
ヘンリーのもりとは「きかんしゃトーマス」第3シーズンの第9話、通算第61話である。
あらすじ
予定より早く仕事を終わらせたヘンリー。彼はお気に入りの森を訪れて、その森で楽しい思い出や森にすむ動物たちの事を考えて、幸せな時間を過ごした。
しかし、後日、その森は嵐で大荒れになってしまう…。
主な登場キャラ
今回の話の主役。お気に入りの森に訪れて、楽しい思い出や動物を考えて、幸せな時間を過ごしていた。
森が嵐で大荒れになってしまった際には、森に住んでいた動物達のことを心配していた。
今回の話の準主役。嵐で大荒れになってしまった森を元通りにするために、森に植える苗木がたくさん積んである貨車を引っ張った。
トビーと同じく、今回の話の準主役。嵐で大荒れになってしまった森を元通りにするために苗木を植えていた。
機関庫で嵐の音を感じた。トビーが森を元通りにする方法を考えていた際には、「倒れてしまった木は元通りにしようがない」ということを伝えた。
嵐の音に対して、「ゴードンがここにいなかったら、きっとゴードンが突っ走ってる音だと思っただろうね」という発言をして、(森のことで心配していたヘンリーを除いた)全員を笑わせた。
台詞無しだが、テレンスと一緒に森に苗木を植えている場面があり、エンディングの機関車紹介でも登場している。
倒れてしまった木の片付けのためにクレーン車を繋いで出発した…のだが、何故か機関車紹介では省略されてしまっている。
森を元通りにしたいと思っていたトビーに向けて、森まで苗木が積んである貨車を引っ張ってほしいと頼んだ。
解説
作者のウィルバート・オードリーがこの話を見た際に、ヘンリーの機関士が森の中で信号守に知らせずに停車させた事によって、それに気付かない機関車との激しい衝突の可能性を生み出してしまうという点と、煙突からの火花によって燃えてしまうような木が線路の近くにたくさんあるという点などに対して指摘していたエピソードは、マニアの間では何気に有名な話であるだろう。
作者に作風の関係で指摘された話ではあるのだが、その一方で、冒頭のヘンリーが客車を引いてくるシーンの美しい朝日、ヘンリー専用のBGM、ジオラマのクオリティ、森本レオ氏のナレーションなど、この話ならではの見所が数多く登場しているということもあり、日本では人気のあるエピソードとして有名である。そのためなのか、カプセルプラレールでは、このエピソードのワンシーンが再現されたことがある。
余談
ちなみに、ヘンリーとテレンスが初めて会話をした話でもある。
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