概要
型式番号SPT-BB-02U。
アルバトロ・ナル・エイジ・アスカがグラドス艦隊を脱走する際、強奪した3機の試作型SPTの内の1機。
格闘戦に特化した設計となっており、全体的に装甲が厚く、特にコクピット周辺部はレイズナーのナックルショットの直撃にも耐えるほど頑強。
しかし、その分コクピットを覆う装甲の割合が他の機体に比べて多く、視界が狭い(SPTはカメラではなく、コクピットからの目視で周囲の状況を確認しなければならない)。
また、重量の増加を避けるために余計な武装は積めないため、ナックルショット以外はレーザード・ライフルのみとシンプルな構成で、他2機に比べ火力は低い。
作中での活躍
火星にてエイジが地球人の生き残りと合流した後は、デビッド・ラザフォードの乗機となり、彼のボクシング経験もあって機体性能を上手く活かしており、対照的な特性のバルディとの連携でエイジのレイズナーをよく援護した。
第1部と第2部の間にバルディともども大破していたが、ル・カインの指示で回収、修復されて第30話「ベイブル奪回作戦(ゲーム)」で再登場した。
デビッドはシモーヌの協力で本機を奪還に成功するものの、ル・カインが予め仕掛けていた時限爆弾により空中で爆散した。
立体物
1/100、1/72シリーズにラインナップ。キャノピー部は、クリアパーツが採用されている他に劇中で使用した装備が同梱する。