概要
型式番号MF-DJ-91。死鬼隊所属となったゴステロに与えられた専用のマルチフォーム。
通常時のレイズナーを上回る機動性に加え、レーザード・パズソーやシールドのメタルクローを始めとする多数の特徴的な格闘武装を搭載した接近戦重視の機体。
レーザード・パズソーは、発生させたレーザーブレードの刀身を高速振動させることで敵SPTをチェーンソーで切り裂くかのようにズタズタに切断できるように工夫が施されたなんとも悪趣味な武器で、シールドのメタルクローも敵機体のボディを挟み潰したり抉り取ることに優れた機能を有しているなど、ゴステロの破壊的な性格が如実に反映されている。
また、猪突猛進なように見えて姑息でずる賢い彼の別の性質も、多数の隠し武装という形で再現されているなど、正にゴステロのための機体に相応しい性能を有している。
劇中ではその性能とゴステロの操縦技量も相俟って、他の死鬼隊の戦力と共にエイジらを苦しめる強敵として猛威を振るったが、この時既にV-MAXをモノにしていたエイジ本人には最早ゴステロなど敵ではなく、正面からの戦闘では連戦連敗を喫することとなる。
サイボーグ化してまで再登場、新しい機体まで得たのに、待っていたのは惨めな噛ませ役であった。
そのため、ゴステロも直ぐに人質を取るなどの汚い作戦に切り替えていったため、ダルジャンもまともな戦いを披露することは余りなく、最終的にゴステロが死鬼隊を脱走したので仲間に処分されている。