概要
グラドス地球占領軍司令官、ル・カインの親衛隊。と言っても親衛隊とは名ばかりで、実質はグラドスに逆らう地球人を容赦なく粛清する殺人・破壊専門部隊である。味方であるグラドス軍からも「人殺ししか能のない化け物」呼ばわりされ、恐れられている。
ゴステロを筆頭に、人格が破綻した殺人狂揃いで、その上、事あるごとにお互いに悪態をついては殺し合い寸前まで行く始末。ゲティを処刑した時には、マンジェロもボーンもうれしそうな笑い声を上げながら死体を切り刻む有り様だった。
登場期間は第31~36話までの短い間だったものの、その異様な狂いっぷりにより、強烈なインパクトを残した連中である。
メンバー
詳細は当該記事参照。MFダルジャンに搭乗する。失敗続きの咎で投獄されるも、脱走して大暴れを始める。
ゴステロ追放後の死鬼隊のリーダー格。MFガッシュランに搭乗する。頭脳は優秀で数字やデータに強く、かなりの美形でナルシスト……なのだが、中身はゴステロといい勝負の凶悪な殺人マニア。極端な猫背だが、猿のように身軽で、飛び回りながら手斧を振るって敵を惨殺する。他3人が巨漢の為、低身長をバカにされるとキレ散らかす。
レイズナーに対抗するためにグラドス製のV-MAXを与えられるが、Dr.ニゾンの奸計でガッシュランの脚部クローに仕掛けられた細工によってレイズナーから離れられなくなり、そのままV-MAXで全力飛行を続けたレイズナーに振り落とされ、爆死する。
ボーン (CV:橋本晃一)
顔を横断する大きな傷跡がある長身の男。MFエルダールに搭乗する。メンバーの中では比較的冷静な方だが、あくまでマンジェロやゲティに比べれば若干ましという程度。サイボーグなのか特殊装備を身に付けているのかは不明だが、短機関銃の掃射を至近距離で全身に浴びてもびくともしない。
最期はレイズナーとの交戦中、ガッシュランのハード・コーンがコクピットに命中してしまい死亡。
ゲティ (CV:稲葉実(31話)、笹岡繁蔵(32話)、佐藤正治(33、34話))
複数の火傷らしき痕を顔面に持つ巨漢。MFダンコフに搭乗する。怪力が自慢で、それゆえ頭脳派のマンジェロとは反りが合わない。
ゴステロの横槍によるレイズナー必殺作戦失敗の責任を取らされ、マンジェロとボーンに嬲り殺しにされる。
ちなみにこの際にゴステロは、コントロールの効かなくなったダンコフに踏み潰されている。
関連タグ
蒼き流星SPTレイズナー ダルジャン ガッシュラン エルダール ダンコフ
グン・ジェム隊(機甲戦記ドラグナー):同じく明らかなテコ入れで登場した敵組織のDQN部隊。ただし、こちらは死鬼隊とは異なり仲間同士の結束は強かった。