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  • 正式名称 ベギルスタン共和国/Republic of Begilstan
  • 首都 カハ
  • 宗教 イスラム教
  • 元首 シチルバノフ大佐

概要編集

中東西アジアに位置する小国。アルマメク共和国、アルメキスタン、ラマティエスタンと隣接している。

典型的な軍事独裁国家で、シチルバノフ大佐が最高権力を握る。

多国籍企業「シンボル」による人型兵器『メタル・フェイク』の兵器実験に協力する見返りとして軍事支援を受けているが、結局シンボルの駒として利用されていた。

モデルは湾岸戦争時のサダム・フセイン政権下のイラクと思われる。


ヒロインのミハルが駆る『インヴィテイター』(詳細は骨嵬を参照)と、特務自衛隊教導団第三実験中隊の使用する二足歩行兵器タクティカルアーマーが接触し大爆発を起こし、その爆発を軍事衛星で察知したアメリカが大量破壊兵器と誤認、多国籍軍による武力制裁を受ける。

ベギルスタンを支援するシンボルのメタルフェイク『イシュタルMk-Ⅱ』により国連軍に圧勝し続けるも、シンボルは実験を終え用済みとなったベギルスタンを見限り離脱。

対多国籍軍との形勢は逆転し、シチルバノフ大佐は軍事クーデターにより殺害された。

クーデター後発足した新政権により、ラマティエスタンを仲介として、国連と停戦協定が結ばれ、通称ベギルスタン紛争と呼ばれる紛争は停戦した。


ベギルスタン戦のモデルとなっているシナリオは1991年の湾岸戦争であるものの、大量破壊兵器保有の誤認からアメリカ中心の連合国に攻撃されるシナリオは、放送終了5年後の2003年に起こされたイラク戦争に酷似している。

湾岸戦争当時の自衛隊の海外派遣の是非で揺れた問題を題材にしたストーリーも含め、高橋良輔監督の慧眼が光る。


物語上ではヒロインのミハルと主人公の豪和ユウシロウが初めて感応し合った舞台として印象深い。


別名・表記ゆれ編集

作中や視聴者からは単に 『ベギルスタン』と呼称されることが多い。


関連タグ編集

ガサラキ 骨嵬 ミハル 豪和ユウシロウ


湾岸戦争 イラク戦争


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