概要
テスラ・ライヒ研究所のフィリオ・プレスティが立ち上げた外宇宙探査船開発計画「プロジェクトTD」の一環として開発されたシリーズ77のアーマードモジュール「フェアリオン」に採用されている機体駆動システム。
テスラ研所長のジョナサン・カザハラとフィリオが開発した新型の駆動システムで、リアスカートに搭載された5基のテスラ・ドライブで重力フィールド「T・ドットアレイ」を発生させて操り人形のように四肢を駆動させる方式になっている。
「応力フリー・動力フリー」を目指して開発されたため、四肢にはタキシング用を除く在来のアクチュエーターが存在せず、T・ドットアレイが極微小空間に各々作用することで応力が抑えられるため補助桁も撤廃されているが、T・ドットアレイによって構造材が強化されるため、問題なく駆動できる。
本体フレームを力場に浸すことでフィールドによる防御も可能となり、高い防御力も手に入れている。
ベクトロメナに使用されている5基のテスラ・ドライブは制御系が一新されて四肢駆動用に最適化されているため、通常型ではなく機能限定型となっている。