ベバル(メギド72)
べばる
一人称はアタシ。
鼓笛隊のような服装をした中学生くらいの少女で、随所に音楽に因んだデザインが施されている。
両サイドに広がるように細かく分けられたロングヘアのサイドには、よく見ると八分音符(♪)を模したカールがかかっている。
ピアノの鍵盤が描かれたスカートを穿いているが、楽団としてダンスを披露するためなのか一部のスカートキャラと違いスパッツでガードしている。2021年に追加された浴衣コスチュームでもスパッツは欠かさない。
また、左足のみ青と白の螺旋模様のサイハイソックスを穿いている。
普段はシャコー帽を被っているが、アジトでは脱いでいる。
音楽を何よりも愛しており、マーチングバンドを行いながらメギドラルを旅していた。また、本人もピアニストとして優れた才能を持つ。
明るくてかなり無邪気な性格。それでいて可愛いものに目が無いタイプ。本人の見た目もかなり可愛らしいが、自覚しているようで若干ナルシストな面がある。
なお、贈り物を渡すと時々「可愛いー!」と、オーブを渡すと「なにこれ?可愛いー!」と喜んでくれるが、蝉の抜け殻や拘束具を渡そうが、蜘蛛のオーブを渡そうが「可愛い」などと言う場合があるせいで、見方によってはセンスがズレているように感じてしまう。
支援型トルーパーにて、いわゆる「協奏」パーティを組めるメギドの1柱。
場を協奏状態にし、仲間の楽器攻撃で蓄積させた音符の持続時間を延長させることが可能。更に、自身の攻撃を最大2回無効化できるので、支援とガードを同時に行うことが出来る。
「協奏」パーティの中では回復技に優れており、覚醒スキルで付与できる「エール」状態は、味方のHPが50%を切った際に自動で回復できる効果を持つ。
回復量は効果を付加した時点での音符の数に依存し、最大で50%回復可能。
奥義も全体攻撃かつ全体回復効果を持っている。
大協奏(音符が5つ以上ある状態)になれば全て(つまり仲間からの覚醒ゲージ上昇効果も含めて)の覚醒ゲージ増加量が+1されるうえに、奥義のダメージ・回復量も増加する。また、リーダーの場合は自然回復効果まで付くようになる。
総じて盾役無しでもパーティをタフな状態に仕立て上げられるので、全員生存クリアを狙う上ではかなり優秀なキャラクターと言える。
リーダーにする場合、両サイドのバーストアタッカーが大協奏中に防御貫通能力が付くので、火力不足に悩まされる懸念もカバーできる。
バーストアタッカー候補としてはフェイタルブレードでお馴染みのフォカロルが挙げられる。
弱点としては、自身はピアニスト故に楽器を持っておらず、音符を増やす技が奥義を使うしかない点である。そのため、協奏状態にするのは容易いが音符を溜めるにはどうしても仲間を頼らざるを得なくなる。
相棒的存在にアバラムがいるが、彼もまたガチャでしか手に入らないので、セットで組ませるには運が絡む。クロケルRが居れば大協奏を維持しやすくなるが、こちらもガチャ限定。
幸いなことに初期キャラに音符を増加できるバルバトスがいるので、ベバルだけが加入したからと言って役に立てない状態にはならずに済む。逆に楽器を使えるメギドが行動不能になると、活躍の場面が制限されやすいので注意が必要。
覚醒スキルは便利だが音符を最大5つ消費するので、大協奏時の特性で覚醒スキルが暴発しないように注意したい。
ベバルはソロモン72柱の悪魔ではなく、パイモンの臣下である王の名前。劇中にも同名のキャラはいるが関連性があるかは不明。