概要
アニメ版『黄金バット』の登場人物。
CV:水垣洋子。
第45話「死を呼ぶ女」に登場。
本編は、旅客機のスチュワーデスが、客席でMANGAを読んでいるペギーに話しかけるところから始まる。
機内がゆれ、ペギーの荷物にあったマシンガンが露見するが、スチュワーデスは玩具だと思って談笑する。ペギーも上品に受け答えるが、ひとつひとつ自慢するようにマシンガンを構えると、乱射。その場にいる人を虐殺し、パラシュートで脱出した。その際、機内に手榴弾を投げ込み、旅客機を爆破させる(ここまで番組開始から約五分の出来事である)。
その殺しの腕を見込んだ悪の科学者ナゾー一味は、殺し屋としてペギーを雇い入れ、怪獣使いのグスタフと組ませるのだった。
寝た姿勢から成人男性を振り回し、ナイフ投げはサーカス顔負け、腕力はソファを素手で引きちぎるほどで、空を高速で飛行する黄金バットと同等の移動能力を持つ。
類まれな戦闘能力は、3歳のころから父親に仕込まれたらしい。
演技で人を騙すといった知能犯の能力も持ち合わせる。
物腰は上品で、金髪、巨乳のお嬢様といった風貌。サブタイトルの「女」表記、スチュワーデスに「お嬢さん」と呼ばれていたことなどから、年齢は20代前後と思われる。
そして、ことあるごとに「いけなかったかしら」とつぶやく。
善悪の概念がなく、人を殺めることに一切の躊躇がない。マリーを殴っておきながら「ごめんねぇ」と謝り、お詫びに銃殺しようとする。ナゾーとの約束を反故にし、ダイヤモンドを投げ捨てる。
最後は警察に逮捕されたが、自分を退治した黄金バットに黄色い声援を送った。
狂気、あるいはただの天然なのかもしれない。
1話限りの登場にもかかわらず、その行動とキャラクター性から、視聴者に壮絶なインパクトを残した。