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CV:島本須美

概要

原作

魔法大国スフォンツェルド公国の女王。強い法力の持ち主。外見は、20代だが実年齢は50代半ばらしい。慈愛に満ちた性格で、側近や国民から大いに慕われている。

子どもは王子と姫がいたが、王子は魔族との苛烈な戦いの果てに戦死(この時に夫も戦死した)しており、姫も大戦のどさくさで行方不明となっている。

名前の由来は、金管楽器のホルン

スフォンツェルド編では、フルートの実母であることが判明。つまり前述の「行方不明の姫」とはフルートの事。当初その事実にショックを隠せない(あえてうがった言い方をすれば、フルートは自分が「邪魔だからさしたる理由もなく飽きた玩具のように捨てられた」のだと思い込んでいた)フルートから拒絶されていたが、魔族軍の侵攻を機に和解した。(城にあった「真実の鏡」という過去を見せるアイテムがフルートに「望んで捨てられたのではなく魔族たちから避難する過程の不可抗力で行方不明となったのだ」と教えた)

法力によって最長200年は生き長らえることが出来るが、得意の治癒魔法で自身の寿命を縮めてしまう。そのため、15年前の戦争により傷を負った多くの兵士たちを助けたため体を弱らせることに。

ハーメル一行の活躍によって魔族を撃退された後、ハーメル一行のサポート役を務める。

フルートとの再会を果たした第二次スフォルツェンド大戦後には治癒魔法で寿命のほとんどを使い果たしベッドに臥せることが増えるとともに衰弱が加速していた。しかし娘の思いを慮りフルートをハーメルの元へ送り出し、自らは娘に渡した水晶玉で連絡をとるようになる。また側近である大神官クラーリィを自らのメッセンジャーとして勇者パーティーとの連絡役兼サポーター役を務めさせた。またフルートの法力を鍛えるための家庭教師としてクラーリィの妹であるコル・ネッドを遣わせている。

原作ギャグパートでは娘バカが加速。フルートがらみで次から次へと国民の祝日とお祭りを増やしまくっている。(しかし、これは前述の衰弱をフルートに悟らせないためのカモフラージュでもあった)

TVアニメ版

基本的な設定は原作と共通だが、第一次スフォルツェンド大戦以降は笑顔を見せなくなった。母性の塊の様な原作とは異なり、少し冷たい印象を受ける。その為、クラーリィの戦う目的が原作同様スフォルツェンドを守るためであるのと、TVアニメではホルンの笑顔を取り戻すことともなっている。

余談

ホルンだけがドラマCD版とTVアニメ版で唯一CVの変更が行われていない。これは、原作者が島本氏の大ファンであったからだと思われる。ドラマCD3巻収録で原作者が島本氏に跪き、「あなたのためなら死ねまする。」と言ったほど。(ドラマCD3巻ブックレットより)

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ホルン(ハーメルンのバイオリン弾き)
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ホルン(ハーメルンのバイオリン弾き)
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