概要
演:千葉真一
『宇宙刑事ギャバン』に登場する銀河連邦警察に所属する宇宙刑事で、ギャバンの父親。銀河連邦警察を束ねるコム長官とは友人でもあった。
地球に赴任した際に地球人の女性・一条寺民子と出逢って結婚し、一人息子のギャバンを授かった。
ギャバンが3歳の時に彼を宇宙刑事とすべくバード星に帰還するが、ギャバンが6歳の時に民子と死別してしまった。
その後、再び地球に赴任。地球での友人星野博士が研究していた兵器ホシノスペースカノンのエネルギー源となるプラズマエネルギー増幅装置の設計図を巡り宇宙犯罪組織マクーと死闘を繰り広げていた。
しかし、銀河連邦警察に応援を要請した際に派遣された宇宙刑事ハンターキラーの裏切りに遭いマクーの本拠地魔空城へ拉致され、増幅装置の秘密を知る唯一の人間として拷問を受けつづけた。
物語終盤、再度の裏切りが発覚してマクーの支配者ドン・ホラーにより暗黒銀河に追放され漂流していたところを銀河連邦警察に保護されたハンターキラーから情報を得たギャバンに救出され、ついに最愛の息子との再会を果たす。
しかし、度重なる拷問と自白剤の投与で痛めつけられた肉体はとうに限界を迎えており、ギラン円盤内での治療の甲斐もなく命を落としてしまう。
死後、掌から増幅装置の設計図が浮かんだ。ボイサーは、設計図をマクーに奪われないよう自らの掌に刻み込み、体温が低下しない限り浮かび上がらないようにしていたのだった。
妻・民子と共に地球に墓が建てられ埋葬された(被葬者の家紋が刻まれるところには銀河連邦警察の紋章)。
余談
彼が登場する第43話のサブタイトルは「再会」と短いものだが、これは演じた千葉真一氏の名前をラテ欄に載せるための措置。