概要
- マシンライダー(カッカラ砂漠戦。)
- マシンライダー2(帝都ノースタウンの皇帝宮殿の最上階戦。半身を機械に変え、サイボーグ化。この闘いで一度死亡した。)
- マシンライダー3(マナの神殿の最深部。自我を持たない完全な魔法機械生物となり、タナトスに操られている。)
と三つの戦闘形態を持つ。
帝国兵士のアーマーナイト(雑魚敵)の強化版のような容姿をしている。
毎回、搭乗するホバーバイクの色が変わっている(1:銀色→2:鉛色→3:金色)。
ホバーバイクの先端部分には突撃用のランスが付いている。
ホバーバイクの前の空洞からは波動砲、後ろのポケットからはミサイルが飛び出す。
3のみミサイルを使わず、「拡散波動砲」を使う(スピードも前二つよりアップしている)。波動砲及び拡散波動砲の使用条件は「カウンタマジック・クイックの両方がかかっている状態でダメージを受ける」というものである。これが問題で、行動の優先順位がカウンタマジック→クイックで固定の為、クイックを自分でかけたカウンタマジックによってプレイヤー側に反射してしまい、(拡散)波動砲の使用条件がいつまで経っても満たされないのである。その為、使っているところを見るには、プレイヤー側がカウンタマジックを使用し、その後クイックを反射させてマシンライダー3にクイックをかけなければならない。
スマホ版では行動パターンが修正され、バンバン使用するようになっている。
毎回、土の魔法のスピードダウンを連発していれば楽に勝てる。
ゲシュタールがゲシュタルト崩壊していく様子は涙を禁じ得ない。
その他
マシンライダーは、このゲームで唯一の完全な人間形態のボスキャラクターである(元人間の人外型ボスは、他四天王と黄金島のゴーゴンタウロスのみ)。他に、マナの種子の影響で一時的に魔物になってしまったサンタクロースなどもいる。
機械のみのボスは、他にスコーピオン団の作ったガーディアンいちろう君とデスマシンジロー君がいる。
マシンライダー&マシンライダー2とマシンライダー3とで、倒される演出が異なっている。マシンライダー&マシンライダー2はゲシュタール本人は傷付かず、バイクだけが爆破される演出になっていて、消失せずに逃げていくだけで、2は城の屋上から墜落してるように見える。マシンライダー3のみ、ゲシュタール(機械人形)とバイクが同時に爆破され、消失する演出になっている。
体が傷付いてどんどんサイボーグになっていったのか、機械に執着して機械と同化していったのかは解釈が分かれ、このゲームに登場するユニコーンヘッド(2では切り落とされた馬の生首設定だったが、後のシリーズでは命の宿ったチェスの駒になった)と一緒で原典の毒が抜けてカップ焼きそば現象を起こしていった、というのが妥当であろう(フィクションの元ネタの話はしてもキリがないが)。
リメイク作『聖剣伝説2 SECRET of MANA』版
鎧が普段のゲシュタールの鎧と同じになっていて(髪をまとめてヘルメットを被り、マントを取り、バイクにまたがるだけ)、「行くぞ」「ハハハハハ」「よけられるか」「ギブアップだ」と言いながら襲いかかってくる。
また、敗戦時の逃げていく演出が消え、爆発(消失?)するだけになっている。
マシンライダー3の時もボイスはあるが自我を失っているためか人語は発さない。しかし何かを訴えるように、狂人のように叫び続ける演出が付け加えられた(2の時点で、たまに狂人のような声を発する)。
断末魔の台詞は、
1:「ここまでとは…」
2:「私が…まさか…」
3:「ぐぁぁぁ~」
となっている。