概要
「聖戦の系譜」にのみ登場する各種騎兵クラスの最上位にある特殊な上級職であり、限られた者だけがなることができる。
FEではクラスごとに使える武器種が限られているのがお約束だったが、マスターナイトはそのお約束を覆すかのようにたいていの武器を使うことができるという強烈なクラスである。
兵種と血統補正だけで武器レベルの上限が決まる同作において、ほとんどの武器種を扱い、しかもそれらのほとんどをAまで使いこなせるのである。
具体的には剣A・槍A・斧A・弓A・炎魔法A・雷魔法A・風魔法A・光魔法C・杖Aであり、アーチと闇魔法以外のすべての武器種に対応し、うち光魔法以外がAまで使える。
同作の他の騎兵クラス同様、攻撃後に余っている移動力の分だけ再移動できる。
兵種固有スキルとして追撃もついている。
これだけでみると武器を使い分けるという意味ではワイルドカード的な位置付けだが、さまざまな武器に対応するためか能力上限が総じて高くなるためエース級の活躍が見込める。
前半のラケシスは杖を振りまくっていれば簡単にCC出来、前線で戦いながらカリスマで支援を振りまくユニットとして運用出来る。
対して後半のリーフは剣しか装備出来ず、能力値も最初は低めの為、CCするまでが非常に苦しい。しかしCCしてしまえば高ステータスに加え兵種スキルの追撃と個人スキルの連続&必殺の組み合わせによって、手数・火力とも申し分ない非常に強力なユニットに大バケする。そして、必殺のスキルがあるのでトルネード等レベルAの攻撃魔法を使っても魔力の低さも気にならない程普通に戦えてしまう。
ラケシスが戦闘兼支援型ユニットであるならば、リーフは戦闘特化型ユニットと呼べる。
なお、終章では敵側のマスターナイトが2人登場するが、いずれも武器は1種類しか持っていない。