声 - 高橋伸也 /英 - イアン・ジェームズ・コレット
概要
表向きはニンジャゴー・シティの有名中華チェーン店「ミスターチェン」のオーナーだが、実際はアナコンドライ・カルトの首魁であり、ガーマドンのかつての師匠。
シーズン4のメインヴィランにしてラスボス。
ヘビヘビ戦争を引き起こした張本人でもある。
人物
非常に大仰な言動を取る。
日本語版では胡散臭い中国人のように喋る上、高橋のハイテンションな演技により、原語版と比較してもキャラが非常に濃くなっている。
武器
エレメント・パワーを奪い取るエレメント・ケーンを持っているが、エレメント・ケーンは元々島にある鉱物を使って作られたちめ、破壊されても鉱物があれば作り直される。
過去
かつて、一番弟子を決めるためにガーマドンとクラウズを戦わせ、スピン術を使って勝利したガーマドンを一番弟子とし、ガーマドンにガーマドン卿という名称を与えた。
ガーマドンは、ヘビヘビ戦争に反対であったため自身の元を去ることになった。
ヘビヘビ戦争では、エレメント・マスターの心を巧に操り、エレメント・マスター側を分裂させて翻弄した。
しかし、エレメント・マスターがヘビヘビ戦争に勝ち、マスター・チェンとクラウズは追放された。
活躍
シーズン4
ニンジャたちをおびき寄せるためにゼンとピクサルをさらったのち、自身が主催するエレメント・トーナメントを利用して負けたエレメント・マスターからパワーを奪い取り、彼等を地下のラーメン工場で労働させる。地下のラーメン工場のルールはただ一つだけ絶対に商品を食べないことである。
更に娘のスカイラーにエレメント・マスター側のスパイもやらせていた。
奪ったエレメント・パワーを利用し、部下と共に黒魔術の力でアナコンドライになりニンジャゴーシティを征服するのが目的である。
やがて奪い取ったパワーを巧みに利用して、トーナメントで一人になったロイドを倒し、全てのエレメントパワーを手にする。しかし、カイや工場で労働させられていたエレメント・マスターたちの逆襲劇を喰らった挙句、スカイラーにも離反され、カイにエレメント・ケーンを破壊され、彼らのエレメント・パワーが戻り不利になってしまう。
その後スカイラーのパワーを用いてアナコンドライ・カルトのメンバー全員をアナコンドライに変身させてニンジャゴー・シティ制圧に乗り出すも、暗黒世界より解放され、ニンジャゴーの世界に現れたアークトゥルス将軍らの亡霊により罰を受け、仲間ではないかと問うが
アークトゥルス将軍「認められるとでも思ったか!お前など嘘つきでずる賢い…ただの偽物だ!」
アークトゥルス将軍達は相当ご立腹であり、改心したスカイラーを除いた他のアナコンドライ・カルトのメンバー共々暗黒世界へ囚われた。
シーズン5
シーズン5ではクラウズとともにマザー・エミネントの体内に囚われていたがマザー・エミネントは倒されたため、消滅したと思われる。
スペシャル編(よみがえりの日)
スペシャル(よみがえりの日)ではヤン先生によって復活し、復讐のためにカイとニャーを襲撃。
雑魚キャラ展示室から部下のマネキンを使い、二人を追い詰めるも、ニャーがウォーター・マスターとして覚醒していたことを知らなかったことが仇となって敗北、暗黒世界に還される。
カイによってスカイラーが自身から離反した上、ニャーに黒魔術の書のページを盗まれたことから。
それを知ったパイソーからは「二人なんてズルいわよ」と文句を言われていた。
余談
演じた高橋氏は過去にクランチャ(現在はレゴニンジャゴー・シーズン2の6話のEDクレジットにしか確認できない)とファンパイア族の将軍ファントムの右の声を担当している。
これ以降、高橋氏はレゴニンジャゴーのキャラを演じることがあり、シーズン3の総集編版ではオーバー卿、シーズン5、スペシャル編(よみがえりの日編)では同じくマスター・チェン、シーズン6はジェイの父親であるフリッツドネガン(クリフ・ゴードン)、シーズン7ではベノブレイムの将軍の一人であるブルンク、シーズン8〜9ではMr.Eとその他モブ、シーズン8以降はメカニックを担当している。
またシーズン15ではオーバー卿の復活態であるクリスタル・キングの声を担当しているが、こちらは総集編の時とは違い、ハイテンションではなくシリアスな声になっている。
また初代エレメント・マスター達により島に追放されているのにラーメン屋で大儲けしており、部下もいることに不自然に感じるがカイとニャーの両親を知っていることから裏でクロックスと協力関係であり、資金源と情報などを共有していた可能性が高い。