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オーバー卿

おーばーきょう

『レゴニンジャゴー』に登場するヴィラン。 シーズン2,3,15のメインヴィランの1人にしてラスボス。
目次 [非表示]

声 - 山岸治雄(アニマックス版のみ)、 高橋伸也(テレビ東京版以降)/英 - スコット・マクニール


概要編集

闇の大帝にしてニンジャゴーの世界の闇の権化。

「ダークネス」のエレメント・マスターでもある。


人物編集

アニマックス版の一人称は「余」、

テレビ東京版以降の一人称は「僕」または「ボキ」。

過去編集

光が存在するならそこには必ず影があり、影の中には闇がある。

ニンジャゴーの世界が誕生する前から存在する、闇の中で最も深く暗い魂こそが闇の大帝・オーバー卿である。力のバランスを巡って善と悪との戦いは永遠に続くかと思われていたがパワーは互角で相手を打ち負かすことはできなかった。

しかしオーバー卿はニンジャゴーの世界最古の敵、不死身の兵士ワルワル・サムライを作り、その軍団を率いて初代スピン術マスターと戦ったが、彼は不死身のワルワル・サムライ軍団に敵わないことがすぐにわかり、戦いに負ける前にニンジャゴーを二つの島に分けた。

その後、初代スピン術マスターによって倒され魂だけの姿になって闇の島に閉じ込められていた。



活躍(シーズン2〜シーズン3)編集

シーズン2編集


ガーマドン卿によって闇の島と自身の魂が見つけられガーマドン卿とともに、ニンジャゴーの世界を支配する準備を整えていく。

終末時計の秒読みが0になるとスーパーウェポン「ガーマトロン」が完成しニンジャゴーシティへ暗黒物質を打ち込んだ。

ガーマドン卿

それによって善と悪のバランスが崩れ自由の身となった瞬間ガーマドン卿に憑依。

自身がニンジャゴーの世界を支配するという真の目的を明かすと同時に最終決戦の予言はロイドガーマドンではなくロイド対オーバー卿であったことが明らかになった。

1回目の対決でロイドを打ち負かし、ニンジャゴーシティへ向かう。

その後ドラゴンの姿になり、タワーに変形したガーマトロンの頂上でゴールデンニンジャになったロイドに倒された。


シーズン3編集


実は生き残っており、コンピュータウイルスに姿を変え、サイラス・ボーグを脅して征服しようとしたがサイラス・ボーグがテクノブレード(総集編版では電脳の剣)を銅像に忍ばせてニンジャ達に渡したことでサイラス・ボーグを洗脳し改造した。

電力を失い、機能停止になったが、どさくさに紛れてパイソーがオーバー卿のハードディスクを奪い、パイソーと協力して再建されたニンジャゴーシティ乗っ取りを実行。

復活にはゴールデンパワーが必要だったため、ロイドから奪うが、あと少しのところでニンジャに止められた。

それでもコンピューターの世界から脱出することは出来たがまだ不十分であったため、アークトゥルス計画をクリプトー将軍に実行させ、宇宙にとばされたゴールドの武器の塊(テレビ東京版では黄金のパワーストーン)で復活した。

ニンジャゴーシティの戦いではゴールデンパワーを使いニンジャを追い詰めるが、最後には、ゼンと相打ちになり倒される。

その後ゼンはチタン式ニンジャとして蘇りニンジャ達と再会している。

その際身に付けていたゴールドの鎧は保管され、シーズン10にて黄金の武器(ゴールドの武器)に鍛え直されることになる。

オーバー卿は完全に倒されたと思ったら…………









活躍(シーズン15)編集

カブキマスクことハルミがクリプタム刑務所に収監されたロイドと面会し、クリスタル・キングのことを言う。

12話まで正体は明かされなかったが…………































正体編集


この記事を閲覧している人にはわかる通り、13話で正体が判明した。

ハルミ「あなた…オーバー卿だったのね⁉︎」


オーバー卿「ボキの姿は色々だよ〜 闇の大帝、ゴールデンマスター、オーバー卿。 そして…クリスタル・キング」


正体はシーズン3でゼンに倒されたオーバー卿である。

(声は山岸氏ではなく、総集編と同じく高橋氏が担当している。)


更にハルミを蘇生させていたことが判明。

ハルミを初めとしたニンジャへの復讐を望む様々なニンジャゴーのヴィラン(アスティーラパイソーバンゲリスメカニック)と封印の石で作ったクリスタル・ソルジャーを従え、善と悪のバランスを破壊し、創造のエレメント・パワーを強奪して世界を改変する事で、今度こそニンジャゴーの世界の支配を目論む。


ウー先生曰く、「オーバー卿は悪の魂そのもの、決して消えることはないのじゃ…怒りや憎しみ、争いがこの世からなくならん限り。奴は姿を変え、何度でも現れてくる。」


最終決戦では巨大なケンタウルスのような姿でロイドブラックガーマドンを蹂躙、更にその仲間達も徐々にゾンビに変えていく。

ロイドに止めを刺そうとした時、ブラックガーマドンが幼い頃にグレート・ヘビヘビに噛まれたり、グレート・ヘビヘビにニンジャゴーシティーを破壊するように仕向けたのは自分であるとハルミの前で勝ち誇ってしまったがために、全てを知った彼女の裏切り及びロイドとの共闘を招いてしまう。

それでも尚優勢を保ち、一時的に目的を果たすも、最終的にロイドに力を貸したゴールデン・ウルトラドラゴンによって3度目の敗北を喫した。

これによってゾンビ化していた生物は解放され、ニンジャゴーシティの結晶化も解けたが、直接彼の影響を受けているはずのハルミに異常は見当たらなかった。




余談編集

山岸氏はオーバー卿の前にゼンの生みの親であるジュリアン博士も担当している。


また総集編でのオーバー卿を演じた高橋氏はレゴニンジャゴーで様々なキャラクターを担当している。

テレビ東京版以降では、高橋のハイテンションな演技により、すでにあるものとは別の恐ろしさも出ている。(これは高橋氏が総集編版より前に演じたマスター・チェンと演技が似ている。)


しかし、クリスタル・キングとして復活してからは一人称が「私」になっており、山岸版を彷彿とさせる冷酷で落ち着いた口調で話している上、ハイテンションさは最初の時だけであり、通常は絶無に等しい。

クリスタル・キングが登場する前にオーバー卿はシーズン10の玩具でレガシー版として登場し、姿は闇の兜を被り、ガーマドン卿(ブラックガーマドン)と同じく4本腕であり、クリスタル・キングではガーマドン卿(ブラックガーマドン)と同じく4本腕になり、ダークネスの力を使うことができる。


クリスタル・キングとしてオーバー卿の戦力自体がシーズン2のと同じである。


・エレメント・パワーを無効化する封印の石で作られたクリスタル・ソルジャー→闇の島の絶対に壊れない岩で作り出したゴーレム軍団であるワルワル・サムライ。


・クリスタル・ソルジャーに触れるとクリスタル・ゾンビになってしまい意思を無くなる→ガーマトロンの攻撃は人を悪に変えてしまい意思を持たなくなる。


・オーバー卿の戦いではガーマドン卿(ブラックガーマドン)=ガーマドン先生パイソーが関わっている。





関連タグ編集

レゴブロック レゴニンジャゴー


レイブラッド星人 ロン/無間龍:こちらもの戦士の人生を狂わせ、倒すことが不可能な敵キャラクター。


妖怪大魔王:こちらも人間の憎しみそのものの敵の首領で忍者のヒーローと戦っている。

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