声 - 一条和矢 /英 - ジム・コンラッド
概要
最初にスピン術を生み出し、ニンジャゴーの世界を創った人物。
ウーとガーマドンの父。
創造の力(ドラゴンの力)、破壊の力(ONIの力)、ゴールデンパワー、エネルギーの力を持っている。
特徴
まだまだ謎が多く、ウーの回想シーンでも顔は見えない。
元々はONIとドラゴンの世界の住人。
自らの守護者としてエレメント・マスターを生み出した。
過去
すべての始まりの世界であるONIとドラゴンの世界では、創造の力を司るドラゴンと破壊の力を司るONIが争っていた。
あるとき、一人の子供が生まれた。その子供こそが初代スピン術マスターである。
その子はドラゴンとONIの両方の力を持って生まれたため、ONIとドラゴンの争いは次第に戦いのキーとなる彼の奪い合いになった。
伝説のエレメントドラゴン・メリュジーナと共にドラゴンの鎧を作り上げ、メリュジーナと共に平和な世界を目指したが、ONIとドラゴンの争いが無くなることはないと察し、ONIとドラゴンの世界を去った。
その後“パラレルクリスタル”を作り出した。
ゴールドの頂で4つのゴールドの武器(黄金の武器)を作り、それらを使って、ニンジャゴーの世界を創り出した。
ONIが、彼を呼び戻そうとしてニンジャゴーの世界へやってきたが、彼は断った。
何年かのち、ニンジャゴーの世界で、闇の大帝(オーバー卿)とワルワルサムライの軍団を倒し、その戦いで、善と悪のバランスが崩れたニンジャゴーの世界のバランスを戻すためニンジャゴーの世界を2つ(光の島と闇の島)に分けた。
その後、ヘビヘビ族を生み出した。
回想シーン
それからは、2人の子供(ウーとガーマドン)とともに暮らした。3人で釣りをしたときには、なかなか魚が釣れないウーに“信じることが大切だ”と助言をしたこともあった。
ある時、禁じられたスピン術の巻物を記したが、それを息子たちがアスティーラとの問題を解決するために使ったと知り、巻物をどこかへ隠した。
4つのゴールドの武器(黄金の武器)を同時に操ることができ、それを息子のガーマドンが悪用しようとしため、それらをウーに託した。
その後、パラレルクリスタルが悪の手に落ちるのを恐れ、自身の寿命が長くないことを悟り、初代スピン術マスターは“パラレルクリスタル”を握ったまま墓に行き、永遠の眠りについた。
初代スピン術マスターの墓
初代スピン術マスターの墓に行くには初代スピン術マスターから託されウー先生が肌身離さず持っている杖を平らな場所に転がすと行き方が書かれたメッセージが浮かび上がる。
そこに書いてあったのはヤン先生が編み出したエアー術を使い、亡国の嵐に入り、雲の上の王国で予言の剣を入手すること。
入手した予言の剣に先ほどのメッセージを突き刺せば墓への地図が浮かび上がる。
墓の場所は海底であり、通常で探しても不可能であり潜水艦でなければ向かうことはできない。
墓には以下の3つの試練がある。
スピン術マスターに可能なこと。
スピン術マスターに不可能なこと。
前を見ずに前進すれば永眠の地が現れる。
がこの意味は後述にわかる。
活躍
モローの野望を止めるためにニンジャ達はウー先生は自身の杖が奪われる前にメッセージを記録し、ニンジャ達はエアー術を習得するためにエアー術の書を手に入れようとしたがモローに奪われてしまい、仕方なくニンジャ達はヤン先生のゴースト寺でエアー術の書を手に入れたがコールはゴーストになってしまった。
エアー術習得後、ニンジャ達は亡国の嵐をエアー術を使って飛び乗り、雲の上の王国に行くことに成功した。
予言の剣をモローに奪われそうになるがロイドの意識が一時的に出てきたことでカイが入手することに成功した。
だが、ゴーストに呪いをかけられているローニンはモローは取引ということでローニンにより予言の剣は奪われてしまい、ニンジャ達は初代スピン術マスターの墓に行く手がかりを失ってしまった。
モローはローニンに乗っ取り、絶望の洞窟に墓はあると言い、ニンジャ達を騙すが間一髪のところローニンがレックスを送り込んだことでニンジャ達は助かった。
ローニンはあの時モローに乗っ取られたことを言い、レックスに初代スピン術マスターの墓の座標を記録した。
最初の試練ではニンジャ達は正解の扉を探すが複数であったため、困難であり、ゼンが解析したところ、ゾエトロープであり、スピン術を使って扉のマークを見つけ出すことであった。
2つ目の試練は初代スピン術マスターの杖が収められており、カイは取ろうとしたが罠が次々と発動し、一回冷静になりコールはこれ自体がひっかけだと気づき、杖を取れないのは杖を取る必要がないことを知った。
実はこの試練はニンジャの家訓の一つである「決して諦めない」の逆でいかなる場合があっても諦めが大事であり、コールは地面の下に自ら落ちたがこれが次の試練の通路の一つであり、2つ目の試練はクリアした。
3つ目の試練は巨大な氷柱があり、壁には自身の未来の姿が映し出される。
カイ、ゼンは老けた状態でジェイはアイパッチ付けており、ニャーとラブラブな姿が映し出された。
だがコール一人だけ何故か映っておらず、この時のコールはゴーストであったためだと考えられるが今のところ不明である。
一応試練の話に戻るが前を見ずに前進するのは地面を掘ることである。
地面を掘ったことで初代スピン術マスターの墓が見つかり、ニンジャ達が見たのは白骨化した初代スピン術マスターが両手にパラレルクリスタルを持っている姿だった。
一度初代スピン術マスターに敬礼した後、パラレルクリスタルを入手した。
シーズン10
ロイドはトルネードアタック使用後に仮死状態になり、夢の中で彼に会っている。
そして一緒に来るよう誘われたが、ロイドは拒否し、ニンジャたちの元に戻った。
シーズン14
16話にてベントマールの昔話にて子供の時の初代スピン術マスターとして登場。その時代では世界は荒れていた。
それを引き起こしていた水と風を司るウォジラであり、世界を平和に戻すにはウォジラを止めることを考えた初代スピン術マスターは島に住む者達(島のガーディアン)と海底に住む者達(深海の国マローピア)の力を借りて、決死の思いでウォジラに立ち向かったが、ウォジラはあまりにも強く無謀な戦いであった。
そこに現れたのは初代ウォーターマスターのニャーであり、その戦いの中で初代ニャーが見つけた物がウォジラのパワーの源である二つのアミュレットであった。初代ニャーは勝つにはアミュレットを奪わなければならない。しかしたった一人では相手にならないことでもっと大きな力が必要だった。そこで初代ニャーは海と一つになり、もう元の姿には戻れないが初代ニャーは自分を犠牲にして世界を救った。
初代スピン術マスターは水のアミュレットを海底に住む者達に風のアミュレットを島に住む者達に託したのだった。こうして嵐はおさまり、初代スピン術マスターはニンジャゴーを作り、世界は平和を取り戻した。
ドラゴンライジング編
「ドラゴンライジング」ではドラゴンパワー神殿の精霊からの話で登場。
ニンジャゴーの世界だけでなく他の世界も創ったものの、ある日、初代スピン術マスターが瞑想していると全ての世界が衝突して消滅することマージ(融合)を知り、それがまもなく起こることも悟った。
7体のソースドラゴンからエレメントパワーを授かり、3つのドラゴンコアを造ってマージを防いだ後、それぞれを別の場所に隠した。
ウー先生はマージ(融合)が起こる前に3つのドラゴンコアを探そうとしたが予想より早く起こったため手遅れであった。
全てを知ったニンジャ達はドラゴンコアを探す旅に向かった。