マリル・カルノア
まりるかるのあ
原作本編ではなく、番外編に登場したキャラクター（アニメ版ではカルノアとの出会い→パピプリオ戦と話数を繋げて描かれている）。
CVは豊口めぐみ氏。
様々な職業の人間が登場する今作において、原作終了時点では唯一の「王女」たる人間のキャラクターである。
容姿
宝石の付いたカチューシャで後ろへ流した長髪や、まさに王女然とした優雅なドレスが特徴的な女性。
普段は細目のままニコリとした表情を浮かべており、どこかのんびりとした印象を受ける。
恵と背格好がほぼ一緒という描き方をされているので、おそらく身長は167cm前後だと思われる（恵の身長は公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」にて明かされている）。
性格
割とマイペースな性格であり、（おそらくショッピング等の個人的な目的のため）執事のカラオム(CV:塚田正昭氏)から今までに699回も逃げていたと明かされている。
だが、決してただ能天気な性格をしているわけではなく、王女としての覚悟は本物。
現に作中でも、恵が自分の代わりに捕まっていると聞いた時にはすぐさま目の色を変えて救助に向かい、目の前で銃を突き付けられた時でさえも、
「私とて、半端な覚悟で誇り高き王位を受け継いだわけではない!!」
「我が命愛しさに関係なき者を盾にしては、末代までバカにされるわ!!!」
「さあ、撃つなら私を撃て!!」
「我が血に流れる誇りは、何者にも汚されぬ!!」
と堂々と言い切り、全く怯える様子すら見せないほどの強い精神を秘めている。
前述の通り、本編ではなく「特別編 二人の王女」に登場。
ガッシュ＆清麿と遊園地で合流する前、やや時間が余ったため「モチノキ森街駅」周辺を散策していたティオ＆恵とブティック「SERIOLE」で遭遇（ちなみに「SERIOLE」はフランス語で「ブリ」を意味するという小ネタになっている）。
自由に買い物を楽しむため、迷惑をかけることを承知で恵と服を交換し、暫しの自由時間を楽しむ。
だが、実は「女性が王位を継ぐことに反対していた」一派から命を狙われており、ドレスを着た恵の方が追手から狙われてしまう事態に。
ティオが買い物途中のカルノアを見つけて(原作では恵が囮役を引き受けて数分後、アニメでは数秒後に見つけるもその直後に物凄い形相で睨んだ)事態を知らせてからは、真剣な眼差しとなりすぐさま現場へ急行。
銃を突き付けられても一切怯まない気高き振る舞いを見せるも、本当に銃を発砲されてしまう。
だが銃弾が命中する寸前、恵がマ・セシルドを唱えてカルノアを守り、即座にサイスで追手を気絶させたことで事なきを得る。
追手を捕まえた後はティオと恵に礼を述べ、「待ち合わせの時間が過ぎてる」と慌てて駆け出す2人を穏やかに見送った。
