マンチェスター(イギリス)
サッカー・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)、マンチェスター・シティ(マンC)の本拠地。
日本で単に「マンチェスター」と言ったら、もっぱらマンUを指すことが多い。
17世紀に産業革命が始まってから、20世紀初頭までは世界有数の工業都市として名を馳せた。
しかしそれ以降、大英帝国の没落、首都ロンドンへの一極集中に伴い、1970年代には廃工場だらけの惨めな地方都市になり果てた。現代は移民の受け入れにより街は活気を取り戻している。
人口は約55万人。比較的アジア系住民が多いのが特徴。
マンチェスターこそイギリス第2の都市と、多くのイギリス人は認識している。
マンチェスター(アメリカ合衆国)
ニューハンプシャー州にある都市で人口は2020年現在約11万人。ニューイングランド北部にある3州の中で最大であり、近年はイギリスのマンチェスター同様、難民、とりわけボスニア系を積極的に受け入れ、人口を増加させた。ボストンに次ぐ拠点として栄え、当時産業革命の旗頭的存在だったイギリスのマンチェスターに因んで名付けられた。伝統的に繊維産業が盛んだったが、近年は一帯の商業、サービス業の中心地にもなっている。