概要
体長50~75cm、尾長約4.5cm、体重8~9kg。
現在確認されている中では、テンジクネズミ科の最大種。
アルゼンチン中~南部の草原(パンパ)や砂漠に棲息し、イネ科の植物を餌とする。
目や耳が大きく、四肢が長い。背面は褐色で腹面は白い。一見するとネズミの仲間というより、小鹿やウサギのような脚が長く細身で軽快な姿である。
昼行性で夜間は自ら掘った穴で休む。
普段から雄雌のペアで行動し、繁殖期には大規模な群れを形成することがある。1つの巣穴を1つの穴を1〜15のペアが共同で子育てに使い、穴の近くには常に見張りを置いている。