ミミックリー
みみっくりー
CV:水田わさび
57話でトムラ颯也が訪れたホワイトハウスにいた宇宙人。「mimic=真似る」の通り、目の前の相手や物体の写真を撮って自分が飲み込んだ写真の人間や物体に化ける力を持つ(変身を解除する時は写真を吐き出す)。
最初は大統領に化けてキャリーから「ゼータ」が入ったカプセルを奪い取ろうとしていたが彼女から「SPも付けずに一人で彷徨くのはありえない」と見抜かれ正体を現す(この時、ホワイトハウスの人間は全員監禁されていたが、大統領は後述の理由で不在だった)。今度はキャリーに化けて本物の彼女の身体をスキャンしたものの、「万が一に備えて、ゼータは逃走者の中の誰かに預けた」と告げられ一時撤退する羽目になる。
ハンターの事を認識しており自身に襲いかかってきた西洞院ルナ、ちゃっかり自首を企んでいたペンタ・バッカーナを確保させたりと知能も高い。
一度変身すると、何から何まで完全にコピーするので本物と見分けるのが非常に困難。しかし、本物しか反応しない情報を出されて反応しなかったり、大好物のハンバーガーを見ると目的そっちのけで食らいついたりと意外にボロが出やすい。
最終的にはその性質が仇となり、シグマ・レッドウィングに捕獲された。
ちなみに、この回のミッション「ミミックリーを捕まえろ!」は失敗すると(おそらくゲーム終了まで)ホワイトハウスで逃げ回ることになるうえ、更にミミックリーにカプセルを奪われるとその時点でゲームオーバー(その場で全員強制失格)になる凶悪極まりないものであった。
実はミミックリーが大統領や逃走者に化けてまで「ゼータ」のカプセルを狙っていた理由は、「ゼータ」そのものが人類を滅ぼすほどの脅威的な感染力を持つウイルスでありそれを地球にばら撒こうとしていた為である。しかし、それを持った別のミミックリー(この為、ホワイトハウスにいたミミックリーはおそらく援軍として地球にやって来たと思われる)が3ヶ月前に空軍に捕獲され、カプセルも押収されたが故に探していた。
ちなみに、本物の大統領はニューヨークのマンハッタンにあるメトロポリタン美術館地下の感染症研究所にいてキャリーの到着を待っていた。